セシオネット親の会
セシオネット親の会
◎松村淳子エッセイ
◎清水大樹エッセイ
◎杉並での進路相談会とセシオネット親の会
親の会の内容
所在地 | 〒161-0033 東京都新宿区下落合2-2-2高田馬場住宅220号 |
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TEL | 03-6280-5735 携帯:090-9802-9328(松村) |
FAX | 03-6280-5736 |
内容 | 不登校・ひきこもり・人間関係が苦手な子を持つ親の会 毎月第3日曜日の午前10時から12時過ぎまで、高田馬場の「親と子の相談室・SORA(空)」で、会合に参加される親の話に基づき、意見を出し合い、受けとめ方を話し合っています。 |
参加費 | 入会金(初回のみ)1000円 参加費(1家族、参加のつど支払い)500円 |
主催・運営 | 主催:親の会会員 運営 |
備考 | セシオネット親の会事業一覧 2007年4月に開始。 |
世間の変化を知る場でもあります
2月のセシオネット親の会で話され、感じたことを紹介します(参加者5名)。
不登校とかひきこもりの話は中心ではなく、世の中でどんなことが起きているか、というあたりが多かったような…。
参加して話してみませんか。
おかしかったのは夫婦間の呼び方です。
主人や旦那と呼ぶのは確かにおかしいと思っているわけです。
正解(?)は夫になるのですが、何故かいまいちしっくりこない…そう感じる人は多いのではありませんか?
例えば夫が「うちの奥さん」と誰かに紹介するときには使っても、例外はありますが日常では自分の妻に「奥さん」「妻」とは呼びかけないでしょう。
夫、妻の呼び方が夫婦間で馴染んでいない(?)、移行期にあるのです。
結婚も変わってきました。
私は「籍を入れました」という結婚の連絡を数人からもらいました。
夫婦別姓が法的に認められないので籍を入れていない人もいます。事実婚の人もいます。
周りには結婚式を挙げ新しい生活を始める人が意外といないです(ゼロではないですが)。
葬儀は家族葬が多くなりました。
近所の人が亡くなり香典を持っていったら、「そういうのはここらではしていませんから」を丁重に断られたこともあります。
社会のしきたりや慣習が広範に急激に変わっているのが現在です。
子どもの不登校も変化の真っ最中です。不登校の相談を受けますが変化を感じます。
「子どもの不登校を悩んでいる」タイプの家族が以前はほとんどでした。
今はそれと並んで、「学校以外での子どもの教育にどういう道があるのか教えてください」が少なからずいます。
10年間で小中学校の不登校生が倍加して30万人になっているのは、社会変化の一面と実感するのです。
〔会報『ひきこもり居場所たより』2024/03〔松田武己〕〕