めばえファーム
めばえファーム
種類・内容 | |
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所在地 | 〒埼玉県 |
代表・運営者 | |
連絡先 |
めばえファーム希望を耕す農園
毎年、市内外から多くの人が訪れる、新田のみはたメイハンランド内「名張市めばえファーム」。
菜の花やひまわり、コスモスが一面に咲き誇り、名張の四季を彩る風物詩となっています。
花を育てているのは、美旗まちづくり協議会の皆さん、そして、障害者をはじめ、働くことへの不安を抱える皆さんであることをご存じでしたか。
農作業を通じた就労支援の場として、花や野菜を栽培している「めばえファーム」には、新たな一歩を踏み出す人たちの知られざる物語があります。
■名張市めばえファーム
みはたメイハンランド内にある5,000平方メートルの農園で、障害者アグリ雇用推進協議会が管理。
農業分野における就労支援の場として、週に2回、市内の障害者などが訪れている。
■「めばえファーム」は支援が必要な人の居場所
菜の花やひまわりが一面に咲き誇り、皆さんに親しまれている「めばえファーム」。
実は、障害者の就農体験実習の舞台となっていることをご存じでしょうか。
ここで、就労への第一歩を踏み出すことができれば、協力農家や福祉事業所、一般企業への就労などにステップアップできるよう支援しています。
障害者に限らず、ひきこもりや、若年性認知症といった困りごとを抱える人も、土をいじったり、人としゃべったりするうちに、自信を取り戻していく姿がみられ、10年間ひきこもっていた人が、福祉事業所で働くようになった事例も。
「めばえファーム」は、支援が必要な人にとって、新たな一歩を踏み出すための居場所になっています。
■全国に先駆けて障害者の農業分野への就労を支援
土や植物に触れることで、心の安定にもつながると言われている農作業。
障害の内容に合った作業も可能で、障害者の就労先として注目されています。
市では、平成21年に「障害者アグリ雇用推進協議会」を設立。
障害者の農作業を支援する「農業ジョブトレーナー」の養成は全国初の取組となりました。
農業や福祉、教育、行政など関係機関が連携して協議会を運営していることも珍しく、横断的な取組につながっています。
〔広報なばり 令和6年4月14日号〕