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『ルポ「8050問題」』

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『ルポ「8050問題」』

はてなブログ神矢翔の日記から、ルポ「8050問題」を読んで
神矢翔の日記 2020-01-04 神矢翔( @kamiya_S25)です。
ルポ「8050問題」: 高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から (河出新書)
作者:池上正樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/11/29
川崎の事件をきっかけに、業界関係者以外にも知られるようになった8050問題。
まず年齢に関わらず、引きこもりというのは働かないで納税もしないくせに、社会のインフラにタダ乗りする、社会のお荷物だということをまず認識しないといけない。
そして、そういう人たちが就業して納税者になれば、社会が良くなるというのは誰が考えてもわかる。
「働かざるもの食うべからず。」
新約聖書『テサロニケの信徒への手紙二』に良い言葉がある。
働かない人は食べることは許されないという意味だ。 「働きたくても働けない人」はここでいう「働かざるもの」に含まれないのは留意しておけなければならないが、引きこもりは明らかに「働けるのに働こうとしない者」だろう。 引きこもりとして今困っている人がいる。
それは事実だ。
困っている人は支援しなくてはいけないだろう。(困るようになった理由はどうであれ)
引きこもりを支援して納税者になってくれれば、社会としても利点がある。
引きこもりを助ける側である社会の要請としては、
①少しでも納税して社会に貢献してほしい
②事件を起こして迷惑をかけるようなことはやめてほしい
②については、事件を起こすような引きこもりは全体の中のごく一部であるからここでは置いておきたい。
川崎の事件のせいで、引きこもり=凶悪犯罪者予備軍のレッテルを貼られるようになってしまったが、それはさすがに乱暴だろう。
①については納税者の立場からすると、引きこもりが就業して納税者になってくれるなら、どんな年齢の引きこもりかはあまり関係がない。
50代の人であっても、20代の人であっても納税してくれるのならどちらでも良い。
引きこもりを支援するにあたり、税金を使って支援を行うのであれば、費用対効果が高いところに投入するのは当然のことだ。
引きこもりから脱却できる可能性が高いのは50代の中年ではなく、20代~30代の若年層だ。
8050が脱却できない理由の一つに、とにかく能力が低いことがある。
会社で大して仕事も出来ないくせに高給をとっていると揶揄されるおじさんも、二十代からそれなりに経験を積み上げてきている。
何十年も引きこもっている中年にはどんな能力がある?
そんなにブランクがあるやつに何ができる?
働こうと思っても空白期間があると採用してくれない社会が悪い?
空白期間があるから採用されないのではなく、純粋に能力が不足していることを認識しないといけない。
その点年齢が若ければ働いている同年代との差もそこまで開いていないので、まだまだリカバリーがきく。
引きこもりが続く原因は結局は能力が低いこと。
引きこもりから脱却するには能力を上げていくしかない。
その年代に必要な能力を身につけていくのに、若年層の方が楽なのは言うまでもないだろう。
もう一つの理由が自分で何とかしようという気概が全くなく、支援に頼り切りなこと。
当事者たちの活動のおかけで、行政や政治が動いたことが自慢げに書いてある。
お前たちは行政に支援させることが目的なのか?
自分が招いた結果を、社会のせいにしても何も解決しない。
よく出てくる家族会というのは何か成果を出しているのか?
当事者同士で繋がりを持つというと聞こえは良いが、ロビー活動をしているだけでただの圧力団体だ。
当事者たちのゴール設定が曖昧なのも問題がある。
就業がゴールはおかしい?
では、お前たちのゴールは何なのか?
日本人が人に迷惑をかけないという意識が高すぎるのはわかる。
しかしだからといって納税もせずに社会のインフラのただ乗りすることが許されるわけではない。
就業しないという態度をとるのであれば、社会の恩恵も受けないというのが正しい態度だろう。
8050問題はもう手遅れだ。
結局、今の8050問題の当事者たちに対しては、犯罪だけは起こさないように何とかやり過ごせばいずれは全員死に絶える。
新たな8050問題が起きないように若い世代の支援に力を入れた方が良い。
仮に50代が引きこもりから脱却したとしても、すぐに定年退職の年齢になってしまい社会に対してさほど貢献もできない。
30歳の人が引きこもりから脱却できれば、社会に貢献できる期間も遥かに長い。
もちろん年齢が上がるほど、引きこもりからの脱却率は低くなる。
それならば成功率が高い方に投資するのは当然だろう。
なんでもかんでも支援してもらえると思う方が間違っている。
割くことができるリソースは無限ではないのだ。
「ただ生きているだけでいい」と思える社会を作るため。
という文章がこの本の帯に書いてある。
この社会を維持していくために、必死で働いている人たちがいることを忘れるな。
では、また。
〔2020年01/04 神矢翔の日記〕



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