先月の末、地方に住んでいる姉が、
婚約者と一緒に、
両親と私に挨拶をする為、やって来た。
お願いして、
婚約者と一緒に来る前日の夜に、
姉一人で家に来てもらった。
家族が揃ったのは、いつ以来だろう。
私は涙が止まらなかった。
そして、今までの事を振り返り、
みんなに想いを伝えた。
翌日、初めて会った婚約者の方も、
誠実でしっかりした人だった。
夜になり、結婚の話が出た時に、
私は泣いてしまった。
終わってしまう寂しさがあった。
それでも始める事には勇気がいる。
勇気を出して始める事を選んだ二人。
私はずっと、
姉を守って生きてきたところがある。
姉もいつどんな時も
私の味方でいてくれた。
「あぁ、もういいんだ」と、
何だか、肩の荷が下りた気がした。
姉・小夜子ちゃん、
今まで ありがとう。
婚約者の和也さん、
小夜子ちゃんは、本当に良い子です。
大切に育てて来ました。
これから、よろしくお願いします。