君という言葉を聞けば
いつも思い描く人がいる
そして その人は
遥か遠くの手の届かない人
長い間 離れられずに
頭の中 心の中
埋め尽くされていたけれど
もう新しい人が出来たから
私なりに進んでいくよ
嘘つきだと思っていたけど
嘘をつかせていたのは
私の方だったのかなと思えば
何だか 肩の力を抜いて
歩いて行けそうです
最後の「ごめんなさい」とか
「ありがとう」も きっとないんだろう
時の流れゆく中で 別々に
腑に落ちる時がやってくるでしょう
忘れはしないと思うけど
忘れたまま生きていきたい
それが私にとって
希望に変わった時には
君もどこかで笑っているでしょう
私の事を忘れはしないと思うけど
忘れたまま生きて下さい
そして 幸せになりましょう…
2014/5/26
【新月ひかり】
当時、母にあてた詩です。