黄柳野高等学校
共同生活が育む協調性と自立心
「共同生活って大変そう」「不登校だった自分が寮生活なんてとても無理」・・・など、寮生活はとても大変そうに思います。でも、思い切ってやってみてください。皆さんと同じ経験をしてきた先輩たちがきっと力になってくれます。
仲間との寮生活は人と人との関わり方を教えてくれます。「寮」は人間教育の主要な場です。人は人の間で成長すると言われ、寮生活はあなたに多くのことを教えてくれます。社会に適応する力を身につけていくための環境がここにあります。生きていく上で必要な生活力を身につけることも、自立した社会人になるための重要な基礎となります。寮生活は、生徒の自治で運営され、寮生活の安全と安心を自分たちで確保することをめざし、議論することで、主体性や社会性を身につけていきます。
寮生活ってどんなもの?
男子寮4つ,女子寮1つ,合計5つの寮に分かれて生活をしています。それぞれの寮に約20人の生徒が生活をしています。それぞれの寮には、寮担任と上級生の“寮長”“副寮長”がいます。生活での課題や困ったことは寮担任に相談して、援助を受けることができます。“寮長”たちは、寮自治会役員として各寮での生活や、今ある問題について話し合い、改善方法や対応について考えます。寮担任はフォローを主とし、生徒が話し合いでルールなどを決めていく、生徒の自治を大切にした寮体制となっています。
学習活動に関しても、全寮制の特徴を生かして、夜間も進路指導室での学習や寮の学習室を行うことができます。寮担任も教員免許状を持っているため、寮では塾感覚で勉強を行うことができます。
つげのの寮生活
「生きる意味ってなんだろう」「自分とはどんな人間なんだろう」という思春期の悩みに対する答えは、
人との関わりの中にしか見つけることはできません。つげの高校は、人とのつながりをより深いものにするために全寮制としています。寮は通信制や単位制では得られない、人間関係を築く大切な場なのです。
共同生活を通じ、人として、社会人として、相手を思いやり、自分の気持ちを伝え、なにかをやり遂げる喜びを感じることができます。この喜びは何よりも大切な宝物となるでしょう。
- *一部屋 2人〜4人
一部屋2人〜4人の生活で仲間との共同生活を送ります。 - *寮担任制
寮にも担任がいて生活で困ったときに相談できます。 - *掃除、洗濯は自分で
共用部分の掃除や洗濯は自分でやることで自立していきます。 - *自分たちで決める自治活動
寮長を中心に毎週ミーティングを行い、自治活動を進めていきます。