北星余市高が4市で相談会 存続目指し21日から

北星学園余市高等学校
道内外から不登校や高校中退の生徒らを受け入れている北星学園余市高(後志管内余市町)は、21日から道内4市で教育講演と相談会を開く。
卒業生の体験談などを通じて学校の取り組みを伝え、全道から入学者を集める狙い。
余市高は「人間関係につまずいた子も、きちんとやり直せる場所があることを伝えたい」と参加を呼び掛ける。
生徒の減少で存廃が議論される中、運営する学校法人北星学園(札幌市)は昨年9月、「入学者70人以上」を条件に存続を決定。
今春は73人が入学した。
講演は卒業生がトーク形式で、不登校や引きこもりの体験談、学校生活、卒業後の状況などを発表。
その後、教員が参加者の個別相談に応じ、PTAや卒業生に話を聞くこともできる。
21日はサン・リフレ函館(大森町2)、22日は北見芸術文化ホール(泉町1)、28日は帯広市民文化ホール(西5南11)、29日は札幌市教育文化会館(中央区北1西13)。
いずれも講演は午後1時半、相談は午後3時から。
無料。直接会場へ。
問い合わせは同校(電)0135・23・2165へ。
〔2017/10/16 北海道新聞〕

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