久米島高校魅力化プロジェクト

沖縄県立久米島高等学校

久米島町の取組2 3つの柱で生徒の未来を拓(ひら)く久米島高校魅力化プロジェクト〈離島留学制度・授業の魅力化・学習センター〉
町唯一の高校である県立久米島高校の関係者と地域の有志が力を合わせて具体化してきた「久米島高校魅力化プロジェクト」には3つの柱があります。
1つめは、生徒がグループを作り、町が抱える課題の解決策を探究していく「まちづくりプロジェクト」などからなる授業の魅力化です。
2目は町外から生徒を迎え入れる「離島留学制度」で、年々応募が増え、この4月12人が入学してきました。
昨年には留学生が生活する町営寮を併設する「じんぶん館」も完成し、2 人の寮ハウスマスターが生徒の自主性を重んじつつ、健康面と安全面から寮生活を見守っています。
3つ目が学力向上や希望するが学力向上や希望するの塾として 2015年度に開校した「久米島学習センター」です。
ここでは高校生一人ひとりの進路や習熟度に合わせて指導します。
仕切りを設けない教室で、自習する人、個別指導を受ける人など多様な形態の学習を同時に行います。
推薦指導にも力を入れており、大学に進んで何を学びたいか、1年かけて講師との対話を重ねるようにしています。
5人の講師と生徒の寮生活を見守る2人の寮ハウスマスターは、見守るいずれも地域おこし協力隊のメン バーです。
兵庫県出身の初代塾長・山本愛美(あいみ)さんは「純粋で素直でやる気に満ちている島の子どもたちがエネルギーを傾けられる夢を一緒に見つけることに喜びを感じています」と微笑みます。
〔総務省 平成29年 5月号 地方のかがやき〕

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