3月に杉並区社会教育センターの協力で実施してきた「不登校・中退者のための進路相談会」が9年の歴史を閉じました。
4月になって、複数の不登校生を受け入れている高校から今後の進路相談会の開催予定(参加希望)を尋ねられました。(4月24日付「進路相談会の開催を学校から求められています」)。
そうしたところ、足立区で長期にわたり学習塾「エデュコ・ラボ」を運営している人から、足立区で進路相談会を開いているのでと、協力依頼を受けました。(4月30日付「不登校の進路相談会は別団体と共同で実施?」)。
昨日、その方に会い話しを聞く機会を持ちました。最終的な結論は出せませんが、実際的な協力ができる部分はあると思いました。しかし、不登校情報センターが単独で協力するよりは、「かつしか子ども・若者応援ネットワーク」として協力する方がいいかもしれません。東京の東部、ないしは下町におけるこの種の取り組みを広くアピールできると思えるからです。
超えるべきいくつかの問題はありますが、「かつしか子ども・若者応援ネットワーク」の場に出席していただき、そこで企画の趣旨を話し、意見を交流する機会をつくろうかと考え、紹介者になることにしました。
「不登校・中退生のための進路相談会」タグアーカイブ
不登校・中退者のための進路相談会に参加する学校を募集開始
3月16日(日)第18回不登校・中退者のための進路相談会を開きます。
アミータ福祉教育学院、和泉自由学校、親と子の相談室soraとの共同企画であり、会場の杉並区社会教育センターを介して杉並区教育委員会との共催事業です。
この進路相談会に参加し、不登校・中退者と家族の進路相談・教育相談に協力いただける高校等に案内を送りました。
実際に参加していただける学校は会場スペースの関係で10校あまりです。それぞれの学校の都合もありますし、また当日参加はできないまでも学校案内書の提供に協力していただくためにかなり多数の学校に案内を送りました。
夕方になりまして早くも2校から参加の申し込みがありました。
学研のサポート校WILL学園(東京都新宿区)とインターパシフィックハイスクール・ジャパン(東京都武蔵野市)です。原則として参加校は先着順に認めています。関係者が見ていましたら案内をお送りします。ご連絡ください。
進路相談会の協力校に報告とお願いなどを送付
進路相談会の協力校に報告とお願いなどを送付
本日の事務作業は、9月8日の進路相談会に協力していただきました学校へのお礼と報告・お願いなどです
当日の参加校、学校案内書の提出校のそれぞれに合わせて、合計約60校に連絡を封書で送りました。途中なので次回に持ち越します。
内容には次のようなことがあり、学校毎に組み合わせが続きます。
(1)預かっている学校案内書の取扱い
(2)サイトに学校紹介情報の掲載
(3)掲載している情報の更新
(4)冊子に載せたQ&Aをサイトに転載する
(5)リンクの設定
(6)学校のイベント情報の掲載
この作業は、9月8日の進路相談会を事務処理の面で終了させるものです。しかしまた、不登校情報センターの本来業務の1つである、学校・支援団体の情報収集と情報提供を促進するものでもあります。
相談会の意味を確認し共催して続行すると決める
「不登校・中退者のための進路相談会」の終了後に杉並区社会教育センターとの話し合いをしました。
テーマはこれまでの経過を踏まえたうえでどうするのかです。
一般参加者が少ないのをどうするのかが一つ。日常の相談とこのような相談会がうまく結びついていないのです。広報に関しては杉並区社会教育センター・実施4団体の双方とも通常に考えられることはしていました。その手の届かないところでの広報が課題になります。
参加校・団体の発表時間(これは参加団体が多いので不登校に関する意見交流を変更したものです)をどうするのか。今回は参加申し込みが多くなりました。参加団体を少なくしないと別の方法は取れそうもありません。
話し合いのなかで両者の協同のしかたが中心になりました。この話の結果によっては、参加者が少ないなどの理由で「今後は打ち切り」もあるかと予測しました。相談会前の不安感を考えると私もそれもありと思ったところです。
打ち切りの場合でも、親の会「セシオネット親の会」を継続させたいと思います。そういう取り組みは簡単に生み出せず、継続は困難を伴うからです。
今回を含めて、この相談会の意味を確認しました。参加者数によらず必要な取り組みです。どう参加者を増やすのかは課題です。社会教育・生涯学習の視点から見ると、対象者は多数というよりも、一人ひとりを大事にすることになるのでしょう。福祉的な要素が加わると思います。
参加校した15校等の判断はそれぞれでしょうが、継続して参加する学校があります。少数であっても参加者の相談を受ける機会になっています。短時間とはいえ活動を発表する数少ない機会です。
実施者のやる気を指摘され、続行を決めました。両者で共催する手続きを取り、次回は来年2014年3月16日(日)です。
参加校は最大・参加者は最小レベルながら貴重な機会
「不登校・中退者のための進路相談会」は無事終了いたしました。2回に分けて報告します。1つは相談会自体について、もう一つは終了後の杉並区社会教育センターとの話し合いについてです。
参加校は15校・団体、一般参加者は17名です。参加校は最大レベル、参加者は最小レベルになります。
参加校は15校・団体の自己紹介時間は全体で1時間半になりました。私にはこの発表は、学校の対応の変化を知る貴重な機会になりました。
一般参加者には長すぎる時間かもしれませんが、その後の個別相談の手がかりにしていただけたものと思います。一般参加者が少なく、15校・団体の出席ですから平均的に満遍なくとはいきません。それも重要な弱点です。
今回は親の会の交流スペースをつくりました。これは好評で、これからも続けていきたいものです。
参加者が少ないのですが、意味はあったと思います。
私個人としては、不登校への学校の対応の変化をいくつか確認できます。これは参加していない他の学校等の動きと総合して考えられるものです。
①引きこもり等の生徒への訪問型活動の広がり、②サポート校等での中等部(フリースクール)の成立の動き、③通信制高校等での卒業生への大学受験コースの設置、④多くの学校で学校行事の重視(これは従来からのことですが)などです。
不登校情報センターの学校サイトに掲載する情報を集めるときの1つの視点になります。
進路相談会での配布用の冊子を作成しました
第17回「不登校・中退者のための進路相談会」で配布する冊子(A4版24ページ)を作成しました。
会場で参加者に配布し、出席校が学校説明をするときに使用できるものです。
当日会場にいけない人には、後日お送りいたします(送料として100円送ってください。部数がそれほど多くはできませんので、相談会当日以前に送付することはできません)。
教育相談室等からの希望者も送付先をお知らせください。
進路相談会は通信制高校の案内書が充実しています
9月8日の進路相談会(会場:セシオン杉並)に展示・持ち帰られる学校案内書が続々と届いています。
8月31日現在の到着分は次のとおりです。不登校などで進路先を探す多くの方に来ていただき、お持ち帰りいただきたいと思います。
今回は通信制高校の案内書が充実しています。
梧桐学苑(あおぎりがくえん、フリースクール、東京都国分寺市)
あずさ第一高校渋谷(通信制高校、東京都渋谷区)
アミータ福祉教育学院(通信制大学サポート校、東京都杉並区)
アララギ学院(通信制サポート校、横浜市中区)
ECC学園高校(通信制高校、滋賀県高島市)
和泉自由学校(フリースクール、東京都杉並区)
ウォームアップスクールここから(フリースクール、滋賀県長浜市)
NHK学園高等学校(通信制高校、東京都国立市)
科学技術学園高校(通信制・定時制高校、東京都世田谷区)
鹿島学園高校(通信制高校、千葉県習志野市、東京都台東区)
柏高等技術学園(技能連携校、千葉県柏市)
霞ヶ関高校(通信制高校、埼玉県川越市)
学研のサポート校WILL学園(サポート校、東京都新宿区)
国立音楽院高等部(通信制サポート校、東京都世田谷区)
恵友学園(フリースクール、東京都台東区)
興学社高等学院(技能連携校、千葉県松戸市)
高野山高校(全日制高校、和歌山県高野町)
国際高等学院(通信制サポート校、埼玉県草加市)
国際文理学園高等部(通信制サポート校、東京都品川区)
国士舘高校(通信制高校、東京都世田谷区)
サリュートテニス専門学校(通信制サポート校、東京都立川市)
C&S音楽学院(通信制サポート校、福岡市早良区)
志学館高校(通信制高校、埼玉県杉戸町)
翔洋学園高校(通信制高校、茨城県日立市)
聖進学院(サポート校、東京都中央区)
第一学院高等学校(通信制高校、東京都千代田区)
大智学園高校(通信制高校、東京都新宿区)
WSOセンター(高校留学支援、東京都豊島区)
黄柳野高校(つげのこうこう、全日制高校、愛知県新城市)
つくば開成高校(通信制高校、茨城県牛久市)
東京インターハイスクール (通信制サポート校、東京都渋谷区)
東京都立県立新宿山吹高校(通信制高校、東京都新宿区)
東京ネットウエイブ(通信制サポート校、東京都渋谷区)
東放学園高等専修学校(高等専修学校、東京都新宿区)
栃木県立宇都宮高校(通信制高校、栃木県宇都宮市)
大智学園高校(通信制高校、東京都新宿区)
中山学園高校(通信制高校、千葉県船橋市)
日生学園第三高校(全日制高校、兵庫県姫路市)
ニュートン高等専修学校(高等専修学校、名古屋市中村区)
にんげん支援塾 風の旅(宿泊施設、千葉県いすみ市)
日出高校(通信制高校、東京都目黒区)
フリースクール興学社(フリースクール、千葉県松戸市)
蓬明館高校品川キャンパス(通信制高校、東京都品川区)
北星学園高校(全日制高校、北海道余市町)
盛岡スコーレ高校(全日制高校、岩手県盛岡市)
勇志国際学園高校千葉学習センター(通信制高校、千葉県松戸市)
代々木アニメーション学院(通信制サポート校、東京都渋谷区)
代々木高校(通信制高校、三重県志摩市)
代々木高等学院(通信制サポート校、東京都渋谷区)
代々木高校名古屋サテライト教室(通信制サポート校、名古屋市中区)
立志舎高校(通信制高校、東京都墨田区)
わせがく高校東京キャンパス(通信制高校、東京都新宿区)
相談会に交流の場をつくる
8月17日、高田馬場の親と子の相談室soraで8月の「セシオネット親の会」が開かれました。予想に反して(?)参加者は10名を超えました。
夏休み期間が半月を残すだけになり、さて2学期からどうなるだろうという声も聞かれました。とはいえそれが大問題というわけでもありません。
いつもながら母親たちの子どもへの思いの深さを教えられる場所です。それを聞くだけで頭が下がります。子どもが育つのはそれだけのことがされているのがわかります。
9月8日の「不登校・中退者のための進路相談会」の進行も少し話しになりました。参加申し込み校は11校です。個別カウンセリングは4名まで。
今回は、セシオネット親の会のお母さん方が集まり交流する場をつくります。親同士で話し合える場になるでしょう。
杉並区の区報「広報すぎなみ」に掲載されたようです。住所はどこでも参加できますので、多くの人に参加してもらいたいです。
進路相談会には14校・団体
9月8日の進路相談会の参加校が決まりました。
主催4者は、
アミータ福祉教育学院(フリースクール、東京都杉並区)
和泉自由学校(フリースクール、東京都杉並区・世田谷区)
親と子の相談室sora(心理相談室・フリースペース、東京都新宿区)
不登校情報センター(不登校相談室、東京都江戸川区)*葛飾区より転居
ブースの申し込みは
NHK学園高等学校(通信制高校、東京都国立市)
恵友学園(フリースクール、東京都台東区)
国際高等学院(サポート校、埼玉県草加市)
聖進学院(サポート校、東京都中央区)
第一学院高等学校(通信制高校、東京都千代田区)
WSOセンター(高校留学支援、東京都豊島区)
東京ネットウエイブ(サポート校、東京都渋谷区)
代々木アニメーション学院(サポート校、東京都渋谷区)
わせがく高等学校(通信制高校、東京都新宿区)
それに会場の杉並区社会教育センター
学校案内書は150校以上から寄せていただく予定です。
杉並進路相談会の準備はじめ
9月8日に「不登校・中退者のための進路相談会」を開きます。アミータ福祉教育学院、和泉自由学校、親と子の相談室Soraとの4者共催ですが、会場の杉並区社会教育センターの事業でもあります。昨日はそこに参加して相談を受けていただく学校を募集するために、案内をFAX送信しました。
ブースを設けて教育相談・進路相談に参加していただくようにする呼びかけです。会場の広さに限界があり出席できるのは12校です。出席以外に多くの学校に案内書を提供していただくこともお願いしています。
この春以来、事務作業グループができたおかげで、この連絡先が相当すっきりとまとまり送りやすくなりました。送付先件数は200件程度です。
さっそく学校からの出席回答が届いています。