小規模グループホーム型の介護施設に行きました。
Rさんが履歴書をもって面接をするので同行したわけです。
Rさんは5月に実習をしてその後を決めることになりました。
私はこのグループホームを実際に見、マネージャーの方からいろいろな様子を聞くことができました。
いくつかの質問にも丁寧に答えていただきました。
他のグループホームでも見学や短期研修やボランティアの形で対応していただける可能性があると確信できたこと、このマネージャーさんと知り合えたことがよかった点です。
「就業経験」カテゴリーアーカイブ
介護施設=グループホーム見学や実習の場をつくりたし
27日に介護施設(介護付き有料老人ホーム)の見学会を行いました。
終了後、近くの喫茶店に入り参加した2人に感想を聞きながら、次の進め方を考えました。
(1)介護付き有料老人ホームの見学会に続いて実習やボランティアなどで体験する機会をつくる。
これは見学会に対応していただいた施設長にその場での感想として話しました。
(2)小規模グループホームの見学会を行うことです。当初考えていた西亀有グループホームが第一候補です。
しかし、いちばん最初にこの話を持ってきた西東京の小規模グループホームも候補です。
(3)以上の(1)と(2)は、“やってみよう”という人が1人いれば、参加者を募る呼びかけをします。
私も一緒に参加するつもりです。
*施設で働くのではなく訪問する形もあるという意見が出ました。
これについては会報『ひきこもり周辺だより』4月号に載せます。
介護施設の見学会からわかったこと
介護付き有料老人ホームの見学会を行いました。
参加者は私を含めて3名、1時間40分ほどの詳しい説明と見学になりました。
現場を見ることとともに、ここで働き始めるとしたら…という視点から多くの質問をさせていただきました。
いずれも丁寧の答えていただき、可能性を感じたところです。
介護が仕事内容の中心ですが、それらが分業・分担できれば、パートタイムやアルバイトとして働くことも可能です。そのあたりをいろんな角度から聞くことになりました。
ほとんどが可能であり、実際にはすでにそうしている部分もあるようです。
例えば室内掃除・ふろの掃除、シーツ交換・ベッドメーキング、洗濯、食事・配膳、営繕(修理など)、外出・買い物の付き添いなどいろいろあるようです。
入浴介助の応援がいちばん不足しているといいます(しかし入所者に直接に手を貸すのでハードルは高い)。
もちろん業務としての中心は介護ですがこれらの周辺業務ができると助かるということです。
今回の続きは、入所者に直接に触れない部分を実習やボランティアの形などで体験する機会に進んでいく手があると思います。
その前に小規模グループホームの見学の機会もつくりたいです。
今回はだれか一人が実際に参加を決めれば、一緒に参加する人を集めやすいこともわかりました。
今回は実際にはもう2人が参加のつもりでしたが風邪を引いたりして参加できなかったのです。
27日の介護施設の見学〔最新情報〕
3月27日(火曜日)予定の介護施設見学は介護付き有料老人ホームになります。
ここはパートタイムなどを想定した働けそうな場所になると考えたからです。
もう1か所の候補、グループホームの見学は別の日にします。
希望者は不登校情報センターに連絡し名前などを確認をしてください。
今のところ最大4名が参加するかもしれませんが、迷っている人もいます。
当日は午後1時に不登校情報センターに来ていただくと松田が一緒に行きます。
場所を知っている人は1時50分に現地に到着してください。
見学時間はおよそ1時間程度です。
見ておきたいところ、お尋ねしたいこと、確認したいことなどを見学前にまとめておくと、見学に有効です。
介護のグループホーム見学に参加者を募集〔追加情報〕
実施日は3月27日(火曜日)に確定。
見学場所は、ファミーユすみだ文化(介護付き有料老人ホーム)に加えて、葛飾西亀有(グループホーム)の2か所です。
時間は調整中です。
松田は両方の見学に同行・参加します。
関心ある方からの連絡をお待ちしています。
お名前、住所、連絡先などを不登校情報センター・松田まで。
電話03-5875-3730、FAX03-5875-3731、
メール:open@futoko.info
介護のグループホーム見学に参加者を募集
日時は未定ですが、アナウンスをしておきたい企画です。
1月に「ひきこもりから<できそうな>仕事探しの説明会」をし、そのときは「次は職場見学にしよう」と言って終わりました。
その職場見学を行います。
職場見学の行き先は介護施設の小規模グループホームです。
メンタル・ケア・サービスは首都圏に多くのグループホームを運営しています。
相談に来たHくんが住む東京東部地域にあるグループホームのうち、見学の受け入れ可能な地域で調整をお願いしました。
見学ですから必ずしもそこで働くわけではありません。
実際に現場を見て働けそうかどうかを考えてもらう趣旨の企画です。
日時は決まれば、私(松田武己)の一緒に行きます。3月中を希望しました。
訪問する時間帯は「実際にどういうことをするのかがわかるとき」がいいと思います。
忙しすぎるときは十分な見学ができないかもしれません。1~2時間を想定しています。
一緒に見学に参加してみたい方はおられませんか。
ひきこもり経験者に限りませんし、年齢・男女は問いません。介護に関する資格のあるなしも問いません。
働きながら仕事を覚え、資格を取るようにできればいいと思います。
働く前に今回は実際に介護の現場を見てもらう機会です。
関心がありましたら連絡をください。
お名前、住所、連絡先などを不登校情報センター・松田まで。
電話03-5875-3730、FAX03-5875-3731、
メール:open@futoko.info
「ひきこもりから<できそうな>仕事探し」の即席案内
チラシ「1月21日 ひきこもりから<できそうな>仕事探しの説明会」を送る作業をしていました。
突然そこにTさんに案内されて弁護士さんが来られました。
目ざとくこのチラシをみつけて「ひきこもりの方も仕事につけるといいんですよね」と言われました。
一瞬何か違う感じがしたのです。
「働ける状態というか、そういう気持ちになるまでの活動…」みたいな答えをしてしまいました。
外出時間が迫っていたので10分ほど話したのですが、うまく伝えられず残念感があります。
「仕事がしたくなった人はハローワークへどうぞ」とどう違うのかの説明が必要だったのです。
仕事をしようとか、何ができそうな仕事を探す状態になっている人が対象とは言えません。
ひきこもり当事者の多くはそうではないし、それだけの背景理由があります。
対人関係における不全感というか不信感、自信のなさ、普通に働いている人と接触することへの気後れ、怖さ…が少なくならないと「仕事探し」は難しいのです。
生活の困窮が迫っているときは、そうも言っておれないのですが、精神的にそこまで追い詰められてはいない人も多いです。
どちらかといえばその人たちを対象にする仕事探しです。
<できそうな>仕事探しをテーマにして、話してみる、聞いてみる、人と交流してみる。
それを積み重ねるうちに対人関係における不全感を徐々に下げていく取り組みです。
それを達成するためには時間が必要です。対人関係を含むいろいろな経験を重ねなくてはなりません。
これは年齢が低いほどいいのですが、30代や40代になるとそう早くに目的は達成できません。
自分で<仕事についてみよう>と意識できる状態にならないのです。
こういう場に参加して、仕事について語る、職場についてイメージできるようになる、そういう社会経験の助走の場です。
そのつもりで参加するように呼び掛けていきます。
いろいろ質問を受ければそれぞれのところで答えられるのに、今回の即席案内は、私の中にまだそれが熟していないことが露見したようです。
文章化したのですが、十分な説明とは自分でもまだ納得できていないです。
仕事先探しのために自分でお試し体験から
ひきこもり経験者が働けそうな職場・仕事を探しています。
仕事先探しの代行役と考え、いくつかにあたってみたのですが、成果は乏しく停滞しています。
求人する事業者にはひきこもり経験者というのがいまいちわかりづらい、手間暇かけるのではないかと乗り気になれない感じがします。
打開をねらって障害者の働く職場を調べることにしました。
職場はともかくどんな仕事があるか見つかるかもしれません。しかし、ギブアップしました。
理由は一つひとつを見るには多すぎるし雑多なことかな? それに自分で実際に体験できないことも関係します。
よく考えたら私は経験主義者です。文字面や絵などを見て何かがわかるタイプではありません。
ならば介護なら経験できるかもと思い、介護現場のOくんに相談しました。
「一度介護の現場を経験してみたいが、どうかな?」
Oくんの感想は、「松田さんは自分の仕事に集中した方がいいじゃないですか」
確かにそうですね。それに介護はすでに候補事業所があるので新規開拓とは言えません。
ある人と話していたら、高齢者が働けるように勧める事業団体があるといいます。
障害者は該当しなくても、高齢者なら私も該当します。
そこでその事業団体に行きました。3週間ほど前です。
その後いろいろあって、あるところで「働く?」申請をしました。
1年365日、毎日働く機会があり、「できれば週3日ぐらいだけど、1日でもいい」といいます。まずは週2日から始めます。
時間は午前10時から午後4時までの間の可能な時間といいます。
1時間でもいいようですが、3時間程度から始めます。
事前説明と現場体験が一昨日13日ありました。あわせて2時間ほどです。
1か月経験し、あとはどうなるか、どう進めるのか…を考えます。
目論見はありますが白紙状態としておきます。どんな仕事かはまだ公開しません。
先ほどYくんから電話がありました。全く別の話だったのですが彼はこう言ったのです。
「状況を打開するには、紋切り型ではなく、奇抜なところもありますよ」――奇抜なところから始まり広がるにつれて普通に思えてくる!
私が始めたことも奇抜なことかもしれません。公開したくないのはそれもあります。
「ひきこもりから〈できそうな〉仕事探し」の説明会
11月に共同で「介護のしごと説明会」を開いたMCSと「ひきこもりから〈できそうな〉仕事探し」説明会企画を話しました。
介護以外の業種にも来てもらうこと、就労相談窓口から状況を話してもらうこと、会場を不登校情報センターにすること、1月の親の会の後(日曜日)にすること…などの大枠を決めました。
これをどう広報・告知が大事な課題です。実施案を紹介します。
「ひきこもりから〈できそうな〉仕事探し」の説明会(実施案)
ひきこもり傾向で仕事につくのに抵抗感がある、しかし働けるものなら働きたいという人を対象に〈できそうな〉仕事探しの場をつくります。
不登校情報センターから依頼して協力事業者に来ていただき、ひきこもりの当事者、家族への説明会をします。複数の職場や仕事の実際の様子を聞く説明会です。また仕事の様子、どんな人が働いているのか、などの質問に答えてもらい交流の場にします。
この説明交流会は今後も繰り返し、いろいろな事業者に来てもらいます。
その繰り返しの中で、〈できそうな仕事〉〈この人のところなら働けそう〉な感触をつかみ、現場見学&1日体験、見習い実習、アルバイト…などを経て仕事につく道を自分で探せる機会します。
事業者にはよりよい受け入れ態勢を考えながら、求人に結び付ける機会です。
日時:2018年1月21日午後3時~5時半
会場:不登校情報センター(江戸川区平井)
協賛事業者:3社を予定
一般参加者定員:15名
招待参加者:就労の相談機関の職員数名
参加費:当事者は無料、家族は1000円
実施内容:
・全体会(松田あいさつ、事業者の説明、相談機関の状況報告)
・事業者別に分かれての質問・説明交流会
ひきこもり系を対象に建築業の働き手探しの動き
建築関係の元請けになる方と話す機会がありました。
こちらの業界も人手不足で、働き手を探しています。
ひきこもり系の人も対象に求人リクルート活動を考えています。
ひきこもり経験者が働ける条件などを話しました。
また建築関係の特別の困難さを予想していくつかを聞きました。
「ひきこもりから建築関係に」の難しさについてはそれなりに理解していただいたと思います。
少なくとも私の知るひきこもり系2人がこの種の仕事についています。
ですから難しくて手が出せないというのではありません。
建築関係の業種は広く多くありますので、いかに近づける条件をつくるのかが取り組み方になります。
建築現場の近くでの見学の機会をつくる、
情報センターにときどき顔を見せてもらい交流の機会をつくる、
居場所的なスペースを共同で考える、
…このあたりから条件づくりが始まるように思います。