文通で交流したい人はいませんか

18歳の短大生から不登校の方と文通で交流したいという便りを受け取りました。
栄養士の勉強を続けている活動的な女性のように思えます。
「私がしたことのない、人生経験を積まれている方と交流することで、今までになかった気づきや喜びを感じられる」と期待しています。
この方に手紙を書いてみたい方は、預かっている手紙を転送いたしますので、82円切手と身分証明のコピー(学生証か健康保険証)を同封して、不登校情報センター/文通担当まで連絡をください。
先着3名にコピーを転送します。

また42歳の既婚女性からは「読者の若い女性の方へ」というメッセージを預かっています。
こちらも82円切手と身分証明のコピー(学生証か健康保険証)を同封して、不登校情報センター/文通担当まで連絡をください。
先着3名に転送します。
 ◎不登校情報センターは、132-0035 東京都江戸川区平井3-23-5-101

手紙やメールなど通信方法による意見交換の手段

ブログ「引きこもり居場所だより」にコメント・投稿がありました。意見交換を希望されています。
対面型でないと、なかなか意見交換できる方法がありません。
不登校情報センターがかかわって主に手紙やメールなどの通信方法で意見交換する方法をまとめました。
投稿者への回答は次の通りです。
コメント・投稿は「引きこもり居場所だより」の右側サイドバーを見てください。

投稿・コメント受け取りました。ありがとうございます。対応できる方法は次の4つあります。
(1)2013年10月に書いたブログへのコメントの形になっています。
これはすでに表示しました(お名前をS・Tとしました)。
⇒投稿時の実名とした方がいい場合はお知らせください。
(2)「ひきコミWEB版」という文通希望のページがありますので、そこにも転載できます。
その際は、お名前(ハンドルネームやペンネームも可)、年齢(アバウトなものでもOK)、住所(都道府県や市町村レベル)がほしいです。
返事をいただけるかどうかはわかりません。
文通であって各自の経験や気持ちを表すことはあっても相手のことにどうこういうのは難しいと思います。
アドバイス的なことを受けると多くは「できもしないことを言われた」気持ちになることが多いのです。
これを利用するときは手紙になりますから住所と送料(92円切手2枚)が必要です。
(3)昨年末に「手紙で意見交換するグループ」を呼びかけました。
これは、数人が近況などを書いて3~4ページの冊子にまとめて配布する方式です。
この2号を2月初めに発行するのでそこにも掲載できます。
この利用は月刊の会報代金(年間1200円)が必要です。
冊子は年間3~4回発行ですが、会報は毎月(12回)送ります。
(4)友好グループに「1*3お悩み相談」というのがあります。そのグループにも送ります。
こちらはメールアドレスと一緒に送ります。たぶんメールで返事をもらえるはずです。
ひきこもりの経験者3人グループです。
どういう返事になるのかは見当が付きませんが、彼らの体験によるはずです。
不登校情報センターはこのグループの手紙の受取窓口をしています。
(1)はすでに表示しました。他の方法(2)~(4)も考えてください。
全部をご利用いただいてもいいです。
費用(郵便為替など)や切手がいるときは不登校情報センターに送付してください。

「性格を変えるために」のエッセイに2人から手紙

会報12月号のエッセイ「自分の性格を変えるためにはどうするのか」に男性2人から手紙をいただきました。
基本的には私信ですが、貴重な内容があり許可を得て『あゆみ手紙クラブ』2号に掲載したいと思います。
その旨をお願いしました。どんな答えになるかはわかりませんが…。
先月から始めた『あゆみ手紙クラブ』は私に対する読者からの手紙として進んでいます。
互いに横につながるものにはなっていません。
先日やってきたKくんは誰かへの手紙を書いたことがきっかけになって動き始めたといいます。
もうずいぶん前のことです。
手紙を書くというエネルギーが出せるというのがすごいと言います。改めてそうなのかを知りました。
ならば私への手紙を書きたくなるようなエッセイをこれからも心掛けたいと思います。
おおよそA4版2ページ半(3600字前後)です。
名文ではなく読みやすくはありません。
精密を求める(はっきり言いまして読みづらい)文章です。
印象の残らないという前に、頭に入らないかもしれません。イメージするのは大変と思います。
それでもひきこもり経験のある人なら心に響くものにしたいと思います。

手紙で意見交換するグループができないか

会報11月号のエッセイ「厳格な社会人父と家庭を守る母のもとで成長した女性」に答える形でご自分の体験を書く人が続いています。
1名はそれを経由して文通を期待しています。ですから文章としてもほぼ完成しています。
少し確認したい部分があるので、それをすませてから文通希望として紹介します。
他にも2、3名からの返事が事実上の手記です。
しかし、発表する前提では書かれていないので、可能なら整理して発表していただきたくつもりです。
そしてこの人たちをコアに、手紙で意見交換するグループができないかを考えています。

これには先日の「大人のひきこもりを考える教室」に参加した元不登校のカナエさんの意見があります。
彼女は介護職についていますが、“子どもの虐待”という社会問題に取り組みたいといいます。
彼女の意見を私の言い方にすると、こうなります。
女性の向かう先は、仕事に就くばかりではなく、社会とつながることではないか。
結婚もそうなる可能性があるし、人をケアする活動もそうです。
経済的な自立がどうこうではなく、それができるのが向かう先になるのではないか。
カナエさんはこのような言葉にしたわけではありませんが…。

しかし、そうできるには自分の体験したことを“浄化する過程”が必要です。
自分の体験を忘れるのではなく、その背景、その意味、その役割…を振り返り深いところから理解できれば、自分に即した対応方法を得られる。
マイナス体験を忘れるのではなく転換すること、それが浄化です。
どのような体験にも意味がありますが、自分の場合を深いところから理解する場が必要です。
手紙で意見交換するグループをこの浄化グループの芽にできないかと考えているのです。
それができれば参加しそうな人、参加してほしい人が思い浮かびます。

女性はこのあたりの言葉の能力が優れていることをまたまた思い知らされました。

メンタル文通への参加のしかたは2方向あり

文通希望として「文通ボランティア募集」の問い合わせがありました。それにお答えしました。

(1)文通希望者の自己紹介をまとめたものがあります。それをお送りしますので送り先(ご住所など)をお知らせください。
①、この中の人にあなたから手紙を送る形で文通を始める方法。
どの人も宛先の住所を公表していませんので、最初は不登校情報センターが仲立ちします。不登校情報センター気付で特定の誰かに返事を書くと、それを転送します。返事の手紙と転送用切手92円をお送りください。複数の人に送ることもできます。送る人の数だけ切手をお願いします。
②、あなたが自己紹介を書き、この方たちにその手紙を転送する方法。
10名程度の紹介手紙を一斉に送ります。この場合は92円切手を3枚同封してください。
なお、支障なければこの自己紹介の手紙はネット上の「ひきこみWEB版」にも掲載します。
これは絶対条件ではありません。

(2)こちらの文通は、メンタル文通と呼んでいます。
いじめを受けるなどの体験者が多く、文通のやり取りは活発とは言えません。
ただそれぞれの人の体験には深いものがあり、それを読むだけで多くの事情が伝わってきます。
おそらく書いた人には書くこと自体が癒し作用・回復作用があるのではないでしょうか。
数名の方は、長編の体験手記を書いてこられました。
その多くは不登校情報センターのサイトにも掲載しています。
本人が承諾すれば、誰が書いたのかは確認ができない条件で掲載します。

文通ボランティアの問い合わせへの返事

文通ボランティアについての問い合わせがありました。それへの返事です。

文通ボランティアの募集はやめてはいませんが、きわめて不活発です。
この文通は「メンタル文通」と称しています。
初めからそんな気持ではなかったのですが、そのようなものになったというのが実感です。
参加者はご自分の経験を語ります。
いじめを受けた、虐待を受けた、友人関係でつらい目にあった、うつになった、不登校を経験した、ひきこもった生活を続けている…などです。
文通とはいえ、これらの体験に文通として何かを返すことはかなり難しいのです。
文通目的で書いたのに返事をもらうことが限られます。
ときには返事をもらうこともあるのですが、「こうした方がいい…」みたいなものが多くて、文通にはつながらないのです。
仲介者である私は、文通の手紙内容を読むことはありませんから、すべてを把握しているわけではありません。
やめた理由を漏れ聞くと、「上から目線の答え」とか「出来そうもないことを言われて嫌になった」ことがしばしばです。
その結果、私が文通希望者や文通ボランティアの希望者にお願いするようになったのは、
「ご自分の経験したことを詳しく書いてください」です。
これは私も読みます。それを(個人を特定できない形で)ネット上に公表します。
また、体験を冊子のようにして、書かれた人たちに送ります。
こうして書かれたことに対して返事を書く人が現われたり、文通につながることを期待しています。
返事は少しですがあります。しかし、文通に発展しているとは思えません。
返事をするのは“普通の人”であって、多くは文通を希望していないと断っている人が多いからです。
多くは励ましを受けたとか、勉強になりました…というようなものです。
何らかの似たような経験をしているからでしょうが、文通しようとはなりません。
あなたの場合はどのようなことを期待させているのかがわかりませんが、
このような事情でもよければ、あなたの経験したことを詳しく書いていただくようにお願いします。
長さは決めませんが、長くなるときは添付メールにしていただくと助かります。
これまでいただいたものはかなり多数あり、ネット上でも紹介しています。
「不登校情報センター > 体験者・当事者に関するページ > 体験者・体験記」
として検索し、参考にしてください。
冊子になっているものもあります。送付先を教えていただければ送ります。

体験記は統合失調症とアスペルガー症候群の20代女性から

文通ボランティアを問い合わせてきた1人から体験手記が送られてきました。
滋賀県に住む20代の女性で、統合失調症とアスペルガー症候群と診断されている方です。文通ボランティアも希望しています。
壮絶な体験ですが、読み終えてみると、私にはなぜかすくわれる(?)気持ちもあります。
なぜ人間は「統合失調症」になるのか、その必要性があるのではないか。人間を理解する大事なことの入り口になっているように感じるのです。
これまでにも相当数の統合失調症と診断された方に会いました。私には言葉にできるレベルではつかめませんが、何か大事なことを教えてくれます。いつか言葉で表現できるようになりたいです。アスペルガー症候群についてもまた同じです。

〔体験記・日々勉強させて頂いております〕
http://www.futoko.info/…/%E6%97%A5%E3%80%85%E5%8B%89%E5%BC%…

文通ボランティアを希望する方へのお返事

文通ボランティアを希望して詳細を知りたいという連絡が続きました。その返事を紹介する形で最近の状況をお知らせします。
<引きこもりなど経験者の間の文通は、一時の活発な時期を超えていまはかなり少ないです。
その理由は十分に説明できませんが、文通以外の方法の普及、より直接的な対人接触の機会などが整ってきたことにあるのかもしれません。
いまは数人のなかで継続的、断続的に文通が続いていますが、新しく文通を始めるのは年に数人です。
「相手から“してもらう”」関係ではなく、「お互いに役立ちあう」関係が長く続く条件のように思います。
もし可能であれば、あなたのできるだけ詳しい体験を書いていただけることを希望いたします。
詳しい個人的な事情のなかに本当のことがあると思いますし、それを聞こうとしている人は多いからです。
こちらでは、それを体験記(かなり詳しく書く)と文通募集(比較的短く書く)の2つの形で掲載しています。
あなたにもできれば体験記の詳しい方で書いていただきたいからです。
それを書くことは、読む人だけではなく、書く側にも有益であると信じています。>

Kmさんの公明新聞への投稿65通をまとめます

新聞への投稿を続けているKmさんから、これまでの投稿文を送ってきてもいいかと問い合わせがありました。それから3か月がすぎました。8月の会報『ポラリス通信』を送るのにあわせて、様子を問い合わせました。
これまでの投稿65通を全部ワード入力してからまとめて送るつもりだったようです。それで1件ずつメールで送るように伝えました。
昨日から今朝方までに5件を送ってきました。全部「公明新聞」への投稿です。
どうやら日付の古い順になっているようです。そうするとブログにするのがいいのかもしれません。その決定はもう少し保留します。
もうひとつ悩んでいることがあります。
「宗教、政治に関した記事も、中にありますが、とりあえず皆メール送信するか、宗教、政治問題の投稿を省くか悩んでいます」。
一緒に載せてもいいと返事をするつもりです。特定の一般個人を攻撃するのでなければ宗教や信仰の自由、政治的な信条を認める、これは近代民主主義の基本原則だと思うからです。
KMさんの投稿文を楽しみに待つことにします。ページ名と発表者名が決まれば掲載を始めます。

メーリス「ふみわけ通り」設立も前途多難

文通代わりのメール交流メンバーが4名になったところで、メーリングリストに移行することにしました。事態をなかなかつかめないです。
ここは大空さんに応援を頼んで、彼女のリードでメーリングリストを設定しました。名称は「ふみわけ通り」といいます。
ここまでは自分が決めればいいのですが、その後がわかりません。
わたしは管理者になり他のメンバーにこれを通知しました。すぐに2名から返事がありました。もう1名はまだ見ていないのでしょう。返ってきた1名もスマートフォンなので上手くいかないという連絡です。
私の方の大変さは、この「ふみわけ通り」がネット上に出てこない、すなわちURLが表示されないことです。非公開の交流グループですから当然です。その「ふみわけ通り」ホームページにメンバーの投稿を掲載し、それを見ようとして慣れるまでにずいぶん往生しました。
いろいろ試行錯誤してやっと私の方は事態を理解したはずです。ところでメンバーはどうなのか。1名は問題なさそうですが2名が心配です。
心配していた2名のうちの1人から投稿がありつながったようです。しかし、問題なく参加した1名がすぐに退会になりました。メーリングリストの使い方がずれるとうまくいかないみたいです。これが24時間以内に(というより半日以内に)生まれたことです。前途多難といっておきましょう。