愛知県と岐阜県に在住する相談者など約290名に、『ポラリス通信』号外と状況を問い合わせるアンケートを送りました。これは現地で新設の通信制高校をつくろうとする教育機関の協力により実現したものです。
2月からこの形の取り組みを始め、送付先地域を変えて毎月継続しています。今回は遠く離れている地域のことでもあり、通常の『ポラリス通信』に同封する方法が適切とも思えず少し工夫を凝らしました。可能ならばさらに工夫を重ねてほかの地域でも実施したいと考えています。
2月から送っている状況照会に対するアンケートの回答により「その後の」ことが少しずつわかります。
月別アーカイブ: 2015年5月
パソコンのハード面に対応できる3名の非公式グループ
30日、パソコンのハード面に関心を持つ3人に集まってもらいました。
先日初めて来てもらったSJくん、不登校情報センターのパソコンのメンテナンスをしているH2くん、今年に入りそれにやや近い仕事についたHYくんの3人です。
かなり密度の濃い話しになりましたが、具体的に着手できる「これというもの」が難しいです。パソコンを組み立てても市場価格は下がっていてとても収益にはなりません。材料を安く手に入れるには相応の体制やソフト面の対応が要り荷が重たいです。
パソコンサポートのヘルプデスクを続けるところから進むしかなさそうです。故障修理、いろんな不具合、ソフトのインストール、スカイプや音声機能の設定など…でお困りのことや解決したいことがありましたら連絡をください。それらへの対応ができます。
この3人グループは非公式のものですが、6月にもまた集まることになりました。
話しの途中で私が思いついたこともあります。不登校情報センターのサイトにカウンセリングルームやサポート校などの紹介をしています。これは不登校情報センターとしてのカウンセリングルームやサポート校への広報面での協力です。サイトによる広報・告知面から見た技術的なアドバイスを検討できそうです。
次のパステルアート教室は6月13日です
「2月19日の『みんなのパステルアート教室』の案内」にコメントをいただきました。
「パステル画を、やりたいと思っています。
ご都合がつく様ならば、見学しにいきたい」という趣旨の連絡でした。…
パステルアート教室はあべちえみさんが開いているものなので、これをあべさんに転送しました。
次回は6月13日(土)午後1時から3時です。曜日が変更になります。
1回に出席できる人数は多くできませんが、参加者は1名のこともあります。
興味をもたれる方なら他に条件はありませんので参加を歓迎します。
[http://www.futoko.info/…/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%…]
ハートサポートシステムとフラワーエッセンス
広報や告知に役立つとみて、不登校情報センターのサイトを活用したいという要望が学校や支援団体からあります。なかには想定していなかった所からもあります。その一つがカウンセラーの養成機関です。
その要望をうけて養成機関のページを用意しました。ただ広がらずにきました。ようやくいろんな情報ページが整う中でカウンセラー養成機関のページも充実させたいと考えました。
「メンタル相談」ページの心理相談室などに情報更新にとともに「支援者養成講座」の情報提供の依頼を加えました。途中ですが10団体くらいから返事があります。…
情報提供の依頼には参考になる案内書などがあれば送ってほしいとしました。
ハートサポートシステム様からは講座ガイドに加えて2冊の本が届きました。中沢あつ子『バッジ博士のフラワーエッセンスガイドブック』(2000年)と中沢あつ子『マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界』(2010年)です。出版社はいずれもフレグランスジャーナル社です。
[http://www.futoko.info/…/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%…]
私の理解では、フラワーエッセンスは経験則と直観の範囲を超えていないもので、因果関係を突き詰めたエビデンスによるものとは思えません。しかし、このところの身体科学の進展・深化によりこれまではうまく説明できなかったことが因果関係や了解的な関連において説明されつつあります。
フラワーエッセンスの場合はどの程度まで説明可能になったのかは不明ですが、単純に非科学的と扱えばよいとも思えません。多くの人、この種のものはとりわけ女性が関心を持っています。たぶんその信じる形とは同一のものではないにしても何らかの効果がいずれ合理的に解明されていくのでしょう。そういう目でこの療法と本を見ることにしています。
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6月21日に統合失調症と発達障害の親が交流する場を予定
統合失調症や発達障害の子どもを持つ親から親同士の意見交流の場があれば参加したいという要望がありました。
統合失調症については受診している医療機関、居住地の自治体(保健所)に家族会があると聞いています。発達障害も同様の様子はありますが、そこまで家族会は広がっていません。
こういう状態のなかで親同士の交流会の要望がありました。
私なりに理解するに、家族と医療従事者以外の人とつながる場の必要性があるのかもしれません。これは医療機関や保健所からメンタルフレンドの照会・紹介があることが推測できます。医療機関も一般の人との対人的な接触の場を必要と認識しているのです。
もう一つの理由は、医療的な理解に限らない情報交換、行政的な枠とは離れた情報交換ができる場があればいいというものではないかと推察します。
こう思い6月に統合失調症の家族のいる方の交流会、発達障害の家族のいる方の交流会を呼びかけてみます。6月21日(第3日曜日の午後)とします。実際どれくらいの参加希望者がいるのか不明なので、同じ時間に統合失調症と発達障害の家族に集まるようによびかけます。両者が混じった状態からそれぞれに進めていくつもりです。
犯罪予防と言うより「福祉警察官」と呼びたい
親子(家族)間の行き違いから暴力的な行為になりそうなときに、警察官や救急救命士を呼んで事態を平静化する人がいます。はじめは傷害で救急車を呼んだのですが、一緒に警察官もきて事情を聞かれました。その聞く姿勢に好感が持てたので、親子の間が危なくなりそうなときには消防に電話をして救急救命士や警察官を呼んでいます。
別の人の例ですが、子どもの暴力を止めようとして親が子どもを倒しました。警察がきてそのときは親のほうが傷害を問われました。しかし、警察からは親が確かに傷害を起こしたけれども、子どもには対して「本当はきみの方の問題だよね」と諭された話しも聞きました。
さらに別の人の例です。ストレスがたまったときや独り追い詰められた気持ちになったとき交番に行き話しを訴える人もいます。そのときは生活安全課を紹介されるそうです。小一時間話して落ち着いてから帰ると言います。
これらの実際の話しを聞くにつけ、警察は単に犯罪を取り締まるとか違反の摘発だけではないことがわかります。私は「福祉活動をする警察官」とでも呼びたいです。犯罪予防の取り組みというよりよほど親しめます。
警視庁をはじめ県警には「少年センター」という心理相談を含む相談機関もあります。警察組織は少年期を過ぎた人にも広く対処しているようです。
当事者の居場所的要素をかねた親の会に進む?
6月14日(第2日曜日)の「大人の引きこもりを考える教室」の後(当事者が中心になる)ゲーム交流会をします。この教室は引きこもりの親の会ですが、これまでも引きこもり当事者が少なからず出席しています。
「大人の引きこもりを考える教室」は1時~3時くらいまでで、ゲーム交流会は少し間をおいて3時半から6時くらいを予定します(当事者は1時から教室に参加できます。3時半から参加してもOKです)。
いくつかの理由からこの教室に引きこもり等の体験者の参加が増えそうです。そういう性格の「引きこもりを考える教室」になるベースができつつあると推測しています。居場所をかねた親の会かもしれません。30代の様子や気持ちを親世代が直接に感知できる場になるかもしれません。それらを勝手に決めることはできませんが、重要な肯定的な変化になるものと考えます。
7月の「大人の引きこもりを考える教室」は7月12日ですが、この日は終了後にSくんに来てもらいます。5月の「大人の引きこもりを考える教室」に来てもらいいろいろな体験談を聞かせてもらい大好評だったSくんです。これも「大人の引きこもりを考える教室」の同じ変化を促進するでしょう。
[http://www.futoko.info/…/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%…]
NABAの「ピアサポ祭り」の案内が届く
NABA(日本アノレキシア・ブリミア協会)から、7月12日に開く第11回「ピアサポ祭り」の案内が届きました。
協力依頼を頼まれた形ですが、この数年の内実は協力をいただいているのはこちら不登校情報センターの方です。
7月12日の「ピアサポ祭り」に参加する「自助・ピアサポートグループ」の一つとして紹介いただいていますが、そこには101団体が並んでいます。これを見るにつけ、NABAは摂食障害の自助グループであるとともに、依存症とアディクションに関するプラットホームになっていると確認できます。
「不登校ガイド」を作成した「eakkasねっと」ページを設定
5月15日の「不登校の親子応援ガイドブック」完成交流会の報告が事務局より届きました。
詳しくて内容やこれからの方向性もうかがえます。
サイト内にガイドブックを作成した「eakkasねっと」のページをつくりました。…
そこに交流会の報告を掲載しました。
かつしかネットワークの活動報告に向け文章作成
私が提出した文章エントリーのテーマは3つです。
①ワークスペースの活動:引きこもり経験者による支援団体の情報集めと情報提供サイト制作。
②引きこもりの親の会:最近の親の会と15年の経過。
③30代以上の引きこもり状態の人への同行活動。
かつしか子ども・若者応援ネットワークで各団体の活動を文章化し、報告集のようなものを作ろうと提案がされました。提案はずいぶん前にされていたのですが、先日(19日)の全体会に、そのテーマと内容の概略を出してみることになりました。それに答えて出したのが3テーマです。
不登校情報センターというか、松田武己のかかわることをどう表現すればいいのか困りました。いろいろありすぎて、項目を羅列するようなものではつまらない、当事者なり家族なりが具体的に出てくるようなものでないと報告する意味はないです。バッサリと削って3つの点を書こうと決めました。
他方では、プライベートな事情も絡みますからそこを配慮しなくてはなりません。この点は各団体からも出された点で、いろいろな意見がでて議論にもなりました。
それで「30代以上の引きこもり状態の人への同行活動」の部分を試しに書いてみました(19日「引きこもり当事者に相談・訪問・同行する取り組み」)。何とかできそうです。ただ予想よりも長いので短くしたほうがよさそうです。
ネットワークのメンバーもそれぞれテーマを提出しました。東京ゲーム交流会の三田くんは〈遊びから見た子どもたち(?)〉というテーマであったと思います。トカネットの藤原さんは「不登校・ひきこもりの人に対するメンタルフレンド・力(りょく)」です。
予定では来年度に60ページほどの冊子にします。