5月3日の「大人の引きこもりを考えるシンポジウム」に保健所保健師の出席を考えました。
葛飾区保健所にお願いしたところ、対応事例がなく「伝えるべき内容がない」ということで断られました。
次に江戸川区保健所に依頼しました。今日その返事をいただきました。
「系統的に対応している事例がない」ことと「プライベートなことに触れるのにセンスティブな状況がある」ことで断りの連絡は入りました。
東京都の場合は、保健所として引きこもりへの訪問は原則として、または系統的にはしていないことがほぼ明瞭になったように思います。
それは東京都として対応していないことと同じではありませんが、他の道府県とは様子が違いそうであると推測できそうです。⇒ 「保健所と引きこもり(東京都)」をみれば区による違いのあることもわかります。保健所で対応していないところは、どこが対応しているのか。ある程度推測できますが、それはこれからの物語としておきます。
シンポジウムの出席メンバーについては、やむなく第3の方法をとることになりました。
日別アーカイブ: 2012年4月9日
「大人の引きこもり教室」参加者を求む
5月から親の会を「大人の引きこもりを考える教室」に変えます。
5月の親の会で方法などを短時間ですが話しました。
(1)松田は講義要綱を準備し参加者に渡し、それに基づき30~40分程度話します。
(2)そのあとで質問を受け、それに答える形で話します。
あまり理屈っぽくならないために実例を挙げていくつもりです。
(3)10回分(10か月)くらいのテーマをはじめに用意します。
その順番どおりに進むわけではないし、はじめに渡したテーマ以外のことが挟まる可能性もあります。
同じテーマを2度繰り返し、違った角度から考える方法も浮かんでいます。
(4)1回1回を独立した講義とし、その回初めて参加した状態でも最低限はわかるようにしていくつもりです。
個別の相談も、その講座のなかで取り上げますが、それではまずいときは講義終了後に個別相談で対応します。
(5)第1回は5月13日の第2日曜日午後1時からです。
テーマは「引きこもりの背景としての親子関係」を考えています。
(6)参加費は親・一般500円、当事者無料とします。
(7)参加希望者は連絡をください。
お名前、年齢、住所・連絡先をメールopen@futoko.co.jp FAX03-3654-0979.までお願いします。
不登校・中退生の進路相談会
(株)声の教育社から『進学相談会&学校説明会』という総合的な進路案内会の情報誌が発行されています。新年度版を発行するために今年度の情報提供依頼が届きました。
その情報提供用紙に今秋9月30日に開く「第15回不登校・中退生のための進路相談会」の「イベントの内容・特色をアピール」する欄があります。そこに書いた内容を転載します。
高校進学、再入学を中心に、小学生以上の不登校と高校中退に伴う事情を相談する場です。数人の不登校経験者へのインタビュー、参加15校の自己紹介、個別の教育・進路相談、希望者には別室でのカウンセリングをしています。会場の杉並区社会教育センターもその活動の一つとして相談に参加します。
不登校・中退生を受け入れている全国の高校、中学校、サポート校、専修学校、フリースクール、学習塾など150校以上の学校案内パンフレットを展示し、持ち帰れます。東京都内はもちろん近接県からの参加者にも有益情報です。