保健所あての引きこもり対応を照会したのに対して、いくつかの精神保健福祉センターから回答をいただきました。回答をいただいた浜松・大阪・熊本3市の精神保健福祉センターに情報提供いただいた文書の校正とともに次のお願いをしました。一部省略して紹介します。
「保健所の引きこもりと周辺事情への対応」にお答えいただきありがとうございます。ほかの精神保健福祉センターからも資料等をいただいております。保健所と精神保健福祉センターの関係を教えていただいたように思います。
さていただきました回答は文書を、ご了解をいただければサイト上に掲載します。いくつかのお願いがあり、可能な範囲で追加していただければさいわいです。
(1)この照会は保健所を想定したもので、引きこもり問題に焦点を当てています。不登校、発達障害、いじめ、虐待などにも対応をしているようでしたら、その情報も集め、相談支援先として情報提供を考えています。その分野への対応はどうでしょうか。
(2)愛知県精神保健福祉センターからのリーフレットには地域若者サポートステーションが保健所と並んで相談対応機関に加わっていました。それは引きこもり経験者の対人関係、技術習得、就業支援等の機関としても重要です。そのあたりの事情もご教示いただければさいわいです。愛知県は例外なのか共通なのかです。
(3)全国の精神保健福祉センタ―には改めて照会用紙を送り、情報提供をお願いする予定です。その際、道府県と政令市および東京都の精神保健福祉センタ―には違いがあるかもしれません。その参考にしたいのが上記の(1)および(2)の項目の情報です。
(4)これら全体を含めて、参考文書類・冊子等をお送りいただければさいわいです。引きこもりと周辺事情への対応は困難が多いです。状態を理解しづらく、家族には切り離しがたく、終わりが見えません。治療法がわかりづらい難病に似ています。この状態に少しは役立つものをつくりたいところです。