何かやってる碌さんの出展新作

碌さんが出展する作品は当日持参することになりました。
「どんな作品なのか口で言ってみて」と聞いてみると、
「とっても細かい……だから作品は大きくない」ということです。
前回の作品を知ればその意味は少し想像できます。
前回の出展作への感想にこんなのがありました。
「切り絵の額と絵が調和していてとてもすてきだと思いました。額の細い作業(デザインと切ること)はとても時間のかかることですが、すばらしいです。絵はピンクと黒の色調が気持ちよくて、あたたかい気持ちになりました」。

前回の作品でも相当に細かい作業を重ねたことが見て取れます。
それよりもさらに細かな作業をしているのでしょう。
前回作は6点あり、全体の構造、色使いと色構成の妙、これが見るものをひきつけます。
それを知るだけに“碌さん、また何かやってるな”と思わずにはおれないものです。
あと3日に迫りました。新作を出展できるメドが立ったのでしょう。

食事会とマラソン会の準備

4月30日、月曜の休業日ですが夕方から夜にかけて二つの集まりが開かれました。
下の階ではAくん呼びかけによる食事会です。竹の子(筍)の炊き込みご飯と春巻きをつくり、それにN j 君が千葉県館山沖で釣ってきたイカ数杯も加わります。4名が忙しく立ち回っていました。
上の階では、皇居周囲約5kmを走る「不登校・ひきこもり応援マラソン」のミーティング。10人ぐらいが入っていろいろなことを検討し準備を進めているようです。部屋が狭くて窮屈な感じです。こちらで何をしたのかは「トカネット活動ブログ」に載るはずですから、それを参照してください。
9時を過ぎたところで追い出すように解散を頼みました。

5月3日、想造展とセミナー会場の様子

5月3日は開催時間が午前から夜までの長時間になります。
会場の新小岩地区センターは、JR総武線「新小岩」南口から5、6分です。
駅南口に交番がありますから初めての人はそこで場所の確認をしてください。
(1)会場は新小岩地区センターの3階です。
第一会議室が想造展の展示、第2会議室が講演とセミナーです。
受付は3階のロビーで共通の受付になります。
(2)食事や会食は第一会議室に付属する控え室を使います。
控え室はかなり広いので、トランプ、カードなどのゲーム、将棋などができるようにします。
(3)3階に給水室があります。お茶の用意ができます。ヤカン、コップなどは用意できます。
(4)駅周辺から商店街にかけて、食事のできるところは多数あります。会場近くに「小僧寿し」があります。
商店街(ルミエール商店街)には100円ショップ・ダイソーもあります。
(5)不登校情報センターは会場から80mのところですが、この日は完全閉鎖にします。
(6)会場の設営は9時から始めます。手伝っていただける方は9時に情報センターに集まってください。荷物を地区センターに運んだ後は、情報センターのカギを閉めます。その後から来る人は直接に会場の新小岩地区センターに来てください。この時間は9時半ごろの見当です。

メンタル相談の回答数

4月前半に送ったメンタル相談施設からの回答件数が18件になりました(4月30日)。送信し到達した総数751件、回答率を2~3%として15件から23件の回答予測です。18件の回答数は予測の範囲です。月末であり、連休に入っており大幅に増えることは考えられませんから、今回の取り組み結果はこのあたりです。

これは従来どおりの回答率という意味では予測の範囲ですが、少し不満感はあります。

かなり徹して行い、それなりの回答件数があるかもしれないと思ったのですがそうはなりませんでした。この分野への不登校情報センターの認知度はさして高くはないのです。

掲載累計は342件、うち東京都は137件になります。少なくはないかもしれませんがまだ道は遠いようです。

スダレを取り付ける

3月ころの春の嵐で吹き飛ばされて、さいわいにもベランダにひっかかった状態になったスダレがあります。ちょうど1年前に窓の外に取り付け、節電をかねて暑さ防止に役立ちました。そのスダレを改めてとりつける作業をしました。

昨年は初めての作業でしたが、今年は慣れているようで短時間ですみました。できれば何かもう一工夫したいところです。上の階には裏側にもベランダがあり、そこにスダレを1枚足して完全カバー状態にしました。

グリーンカーテンというのは即席には間に合いませんが、Dさんが昨年用意したいくつかの種をプランタンに土を補充しまいておきました。その“成長”は成り行き任せですが、奇跡が起きれば工夫に生かせるかもしれません。

休日の1日の予定は思ったより簡単に終わりました。

「社会参加3つの取り組み」原稿完成

5月3日の講演&セミナー「大人の引きこもりを考える」のときに話す原稿が、細部の確認を残して、ようやくできました。この要点をレジュメにし参加者に渡します。
講演予告の題名は「引きこもりから社会参加への3つの取り組み」です。以前に取り組み内容を話したとき不登校情報センターとはそもそも何をしてきたところなのかの質問があり、そこに多くの時間をとられた記憶があります。
その部分を話してしまうといまの取り組みの意味がわかることがありました。そんなわけで今回は初めに不登校情報センターが取り組んできたことを総括的に話します。3つの取り組みはそのなかで生まれてきたことです。それらに目標を設定し、組織的にできる役割を明確にし、各人がしていることの位置づけができるようにしたいと思います。
親・家族にもそれらを聞いたなかで、可能なかかわりを考えていただければいいと思います。
原稿は400字原稿換算で28枚と長いので、話すときには様子を見ながら加除していきます。

画像の取り込みに挑戦

画像を掲載する練習をしました。ノートをとらずに手とアタマで記憶するという慣れないやり方なので、少なくとも10回くらいはトライしないと覚えないはずです。分かっている人はこのやり方をしがちですが、これは教え方としてはうまくありません。
「やってみて、言って聞かせて、させてみる」という必要な手順のうち、させてみるを省きがちですし、しかも早すぎます。それにノートをとるのを待たないとできません。今日は特定の誰かに教えてもらう予定なく始めたものなので、これらがないのは当然です。そこを強引に突破して、習う行動をとりました。ですから教える方には何の問題もありません。知りたいときはこういうやり方をしてもいいと思います。
目標はウィキペデイアに「太田勝己」を記載することです。そのときには何とか彼の絵を載せたいのです。不登校情報センターのWikiとウィキペデイアのWikiはたぶん少しは違うでしょうが、こちらのWikiで慣れれば何とかこぎつけられると予測しています。連休明けからは、画像の取り入れ方に挑戦するつもりです。

歩くなかにも健康法がある

どうやら私の歩き方というのは、ある目的地に向かってまっすぐに早足で向かうことのようです。散策ではありません。
数年前に、かなり重たいものを斜めに傾いた姿勢で持ち上げようとして、腰を痛めました。
それ以後は注意していますが、その“治療”もかねて、歩く姿勢にも気をつけています。おかげで最近は腰痛を感じません。背筋を伸ばす姿勢で歩くのは今も続いていていい教訓になりました。
背筋を伸ばして歩くことと、散策型でない早足での歩きは無関係のはずです。ゆっくり歩けばいいわけですがそれがちょっと苦手です。何かの目的とか、目標がないと性格的に行動がしづらい面があると思います。その目的や目標がたとえ的外れであったとしても目標や目的がないと行動しないタイプかもしれません。
言い方を変えれば暇が苦手なのです。何もしていないのがなんだか苦痛です。それは歩くときにもこんな形で表れるのです。
歩き方も広義の健康法の一つでしょう。

竹の子がきて食事会に

Yさんが竹の子を持ってきました。I さんがそれを材料にした食事を作り、食事会のようになりました。
どういう風の吹き回しか夜になって初めてやってきた人が2人います。すんなりとその食事に参加することになりました。おまけに訪問サポートに参加する学生3名への説明会があり、ちょっとにぎやかな1日です。
いつもはこんなことはなく、もう少し静かです。新参加の女性はこれからも来るようです。
居場所スペースの様子がまた変わりつつあるのかもしれません。

Aさんから電話があり、竹の子1本は残しておいて、月曜日30日にも食事会を考えているようです。竹の子の活躍が続きます。

 

太田勝己「rain」を見に来てください

太田勝己さんの作品「rain」を引き出して久しぶりに見ました。想造展に展示する準備です。
作品全体ははがきの大きさに描いた1万点ですから、全部を見ることはできません。8×4=32枚を収めた額が3枚、9×4=36枚を収めた額が6枚、これを出展します。ほかはファイルに入れて保管しています。そのファイルもある程度はもって行きますがどの程度並べられるのかはその場の状況によります。
想造展は、2006年に太田さんの遺作となった個展を開くことから始まりました。6年目にして第5回の想造展です。今回は出展者も作品数も前回よりは少なくなる見通しです。太田さんの作品を見直し、想造展の原点に立ち戻るつもりで太田作品を多くしようと思います。いわばチャンスでもあります。
彼の作品がどう評価されるのかという宿題はまだ果たされてはいません。改めて「rain」を見ると並々ならないものを感じます。淡々とした執念というか、1作1作が目配りされているというか…それが1万点もあります。
この気持ちから5回になる想造展を継続してきたのです。それだけのものがある作品だと思います。ぜひ見に来てください。