摂食障害の当事者グループNABAが開いたのが「ピアサポート祭り」です。
その趣旨にこうあります。
<自助グループやピアサポートの仲間に限らず、人々が抱えている病気・問題・障害・テーマの垣根をこえて「水源や源流が同じである」と信じて、「共感し合える」、だけど「お互いの違いを認め合える」ことを願ってNABAが企画>
そしてこれに賛意を示す団体を「当事者の会・自助グループ」として募ってきました。
不登校情報センターのサイト制作において「居場所・フリースペース」の情報を集めてきました。しかし、その作業時間を考えるならば、あまりうまくいかなかったように思います。紹介の総件数は多いですが、いっぱいいっぱいです。
ここでピアサポ祭りの発想方法に学ぶことにしました。
まずは不登校情報センターのサイト内にある「居場所・フリースペース」と「親の会ネットワーク」で紹介している団体・グループを「当事者の会・自助グループ」というページ名に統合しました。それは次の考えによるものです。
(1)不登校・ひきこもりという枠にとらわれずに「当事者の会・自助グループ」を考えよう。摂食障害などのいろいろな依存状態の当事者の会・自助グループの情報を一緒に集めよう。
(2)親の会・家族会も「当事者の会」に含めて考えよう。
(3)連絡先・開催会場が固定的でなくても、ホームページ、Facebook、Ameblo、ツイッターを柱にしたり、メール連絡などのグループも対象にしよう。
ある種の枠を取り外したのはこれで終わりではありませんが、さしあたりはここまでを書いておきます。
これに基づき3つの集合体に不登校情報センターの「当事者の会・自助グループ」での紹介をお願いしてきました。
第1は、ピアサポ祭りに参加団体(110団体)。⇒35団体。
第2は、フリ・フリ・フェスタ(神奈川県内20団体)への出展団体⇒2団体。
第3は、摂食障害家族会一覧(全部で 団体)⇒3団体。
まだ紹介依頼がすんでいないところもあります。承諾の返事をいただいたのが上記の団体数です。活動停止などの理由で紹介できない所もあります。