ホームページ制作会社の方が見えて、不登校情報センターのホームページの改善方向をアドバイスしてくれました。
2時間弱の時間でしたが問題意識に重なる部分があり、充実した内容でした。
ホームページの改善すべき重要点を疑問に答える形で教えてくれながら、素人の私が知らない・気づかないいくつかの点を的確に教えてくれました。
不登校情報センターのホームページは一応の完成をしているのですが、さらに大きく発展的に変えていく基本方向が見えてきたように思います。
指摘された内容を取り入れるには、8年あまりかけて制作し続けてきた以上の作業量が必要です。しかし一応の完成を見ているだけにそれは高い壁には思いません。これまでのペースで進むだけです。
その方に渡した私なりの「今後のサイト制作の方向」を参考に紹介しておきます。アドバイスの内容はこれをはるかにしのぐ点がいくつかありました。それらは改めてまとめるつもりでいます。
サイト制作の新分野をどう開くのか(制作案)
〔0〕 従来の取り組みを続け、充実を図る。
* 全国の全市区町村単位での相談機関・対応施設の情報が把握可能なレベルに到達している。この分野の基本的インフラストラクチャーになることをめざす。
* 双方向の要素を少しずつ拡大する。
〔1〕これまでのサイトを見やすくするための工夫=準則から逆検索をめざす。
(1)メンタル相談ページの要素を生かす新ページの展開
①、症状など同一範囲の意味・内容をまとめた分類をする
小分類・中分類・(大分類)を想定する。
同一用語を2つの分類にするものもある(例外的?)
1つの用語だけで1分類になるものもある。または分類未定におく。
* これらを分類する基準を探していくことが大事。
②、症状など以外のこと、「手段・療法」その他への拡大を検討する。
また、学校・教育関係、引きこもり支援施設、自立・就業支援、親の会、居場所などのページにもこの用語のグループ化を導入する。
③、「サイト内の案内」ページにこれを取り入れることで逆検索の可能性が見えてくる。
④、この分類基準(準則)により、「質問と回答」などの分類を変更することを考える。
〔2〕不登校・引きこもり・発達障害の延長部分への視野を拡大
貧困、就労、障害者、仕事づくり、若者の生き方さがし、住宅問題…社会的弱者のための総合サイトになるのかもしれない。
〔3〕CSRを取り組むことによる異業種・地域情報の展開
準備中の新企画は別紙に。
〔保健所〕=和歌山県新宮保健所串本支所(和歌山県串本町)、岡山県備中保健所(岡山県倉敷市)、岡山県備北保健所新見支所(岡山県新見市)。
〔メンタル相談〕=稚内市教育相談所(北海道稚内市)、ザ・ホリスティック・ソサイエティー(名古屋市千種区)、不登校対策相談室「麦」(愛知県蒲郡市)。