久しぶりにRさんが来ました。引きこもり経験者が就職できるようの働きかけるNPOにいたのですがやめ、いまは失業保険を受けています。辞めたのは、このNPOを訪ねてくる引きこもり経験者、つまり利用者さんがほとんどいないからです。
「失業保険が切れる前に何かする予定は?」ときいたところ、まだこれというのはなさそうです。彼のことですからまたどこかを探していくのでしょう。
「職に就くのと平行して自分でも何かをしてはどうか」と、2つの例を話しました。
1つは引きこもり経験者の「出前サービス」です。情報センターが始めようとしていることです。
もう一つは、パソコンを使って何かをすることです。そのテーマが大事ですが彼の行動に関するものがいいと思いました。それはRさんが考えることです。
小さくても自分で始めなくては、ゼロから出発のくり返しになりかねません。自分の居場所は自分で育てる。それと似ています。