防寒対策と免疫力

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この冬は何度かオーバーコートを着て外出しました。
というのは昨年の冬は一度もコートを着て外出したことはないのです。
思い出すのは1日雪の降る日にもコートなし出かけたことです。
これはこの冬は一日もコートなしでやり過ごすのを達成するための無理やりのコートなし外出でした。
こういう無茶はしないことですが、私はなるべく厚着をしないようにしています。
それは自然状態でからだを鍛えている、そこまでの強い意識はありませんがからだの抵抗力を維持しようとするからです。
ひるがえってわが情報センターにやってくる人たち、いや世の中の多くの若者たちの防寒対策の徹底ぶりです。
何枚着ているのかよく知りませんが、とにかく厚いです。
それにマフラーあり、マスクあり(マスクは別の理由もありますが)、手袋あり、帽子もありで時にはフードつきです。
これではからだの抵抗力の出番がなくなります。出番がなくなると能力も低下していきます。
これを免疫力の低下と考えています。
免疫力が低下すると普通は風邪を引きやすくなります。そうすると防寒対策を凝らします。
日ごろから厚着なのはそれに関係するのでしょう。これを悪循環といいます。
どこが悪循環の始めなのかはわかりづらいです。
小さな子どものころからそうであったのかもしれませんし、世の中の標準が厚着なのかもしれません。
引きこもり生活が長いと陽の光を浴びる時間も少ないので免疫力が落ちていますので、それに自然に対応してきたのかもしれません。
このあたりを意識して、あまり無理をしない程度に徐々に厚着をやめ、薄着を勧めます。
年齢が高くなればからだの抵抗力も下がります。しかし若いうちはなるべく厚着をしないように心がけましょう。
からだが本来もっている免疫力、抵抗力の出番を少なくしない、できるだけ活躍するチャンスを伸ばす。
そういう点では防寒対策と薬の服用は似ている面がある。どうでしょうか。

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