メンタル文通と称するわけ
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メンタル文通と称するわけ
〔2012年10月6日B〕
文通に関心を持ち「文通ボランティア」の問い合わせがかなりあります。
大変ありがたいと思いますが、こと「ひきコミ」を通しての文通はそう簡単なものではありません。
あえてメンタル文通としているものです。
文通の仲介運営者として「文通ボランティア」の問い合わせに気安く勧めてはいません。
まずできるだけ詳しい自己紹介をお願いすることにしました(⇒文通ボランティア紹介コーナー)。
それなりに心の準備がいるためです。
そうすることが必要な実例を紹介します。
文通をしている片方からFAXで連絡のあったことの要約です。
文通のことで困っています。
文通相手というよりは、その母親が子どもを助けてほしいと文通を呼びかけてきたのです。
本人とは一度、最初で最後の手紙をもらいました。
後は母親から助けてほしい、子どもの日常の様子を書き私に何かの問いかけをしてきます。
それをムシしきれないほどの精神状態で、これ以上続くとお互いのためにならない状態です。
私はこの方にはかかわりたくないほど、精神状態がいっぱいいっぱいで、とても困惑しています……。
文通を続ける困難はこの例ばかりではなくいろいろなパターンがあります。
継続することでその人に何らかの進展がある例もあります。
失敗例が多いともいえませんが、成功例がとりわけ高いわけでもありません。
いい感じになりそうなころで文通が終了することが多いのではないでしょうか。
文通希望者、とりわけ文通ボランティアを希望する方にはこれらを了解して参加していただくようにお願いいたします。