Agrio café
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ページ名 agrio café(アグリオカフェ) 埼玉県加須市(居場所・埼玉県)
agrio café(アグリオカフェ)
合同会社グッドワーク 代表 太野貴弘さん
agrio caféは7月から始めました。agrioはスペイン語で柑橘類を意味します。
オレンジは日本の認知症支援のシンボルカラーですが、認知症に限定せず、広く参加してほしいという思いから柑橘類を選びました。
若年層に参加してほしいことと、おいしいカフェで認知症カフェを開催したいと考え、市内カフェ店と交渉し、スペースの一角を貸し切りさせていただいています。
一般のお客さんがいないため、プライバシーも守られ、おいしい飲み物も楽しめると参加者には好評です。
参加者の中には仕事をしながら介護をしている方もいます。
参加してくれた方の話を聴く中で、ケアマネージャーの資格とこれまでの高齢者支援の経験を生かし、必要な機関につなげることもあります。
参加者の話をよく受け止め、心晴れやかに帰宅してもらうことを心掛けています。
市内にはさまざまな認知症カフェがあります。その中で、自分に合ったカフェを見つけてほしいですね。
そして、カフェ参加者同士が自主的に新たなカフェを作るなど、認知症の支援の輪が広がってほしいです。
○参加者の声
毎回、会話に夢中になり、時間を忘れてしまいます。
■つくろうカフェ
みんなのちから いいね倶楽部 代表 戸ケ崎智子さん
みんなの「あいうえお」
「あ」あいさつする
「い」いばらない
「う」うわさ話をしない
「え」えがおを忘れない
「お」おこらない
つくろうカフェでの合言葉です。
カフェには、認知症の方、ひとり暮らしの方、いろいろな方が参加し、得意なこと、できることを生かして互いに支え合っています。
少ないときで6人、多いときで13人がカフェを訪れ、工作やお茶会など気ままに過ごします。
市内循環バスを利用しての外出など、イベントもさまざまです。
「誰にも気を遣う必要なく、素の自分で過ごして、楽しんでもらえるカフェであり続けたい」。スタッフ全員の思いです。
また、チームオレンジの認定を受けたので、これまで以上に認知症への理解を深め、認知症の方もその家族も、強力にサポートしていけるような体制を整え、安心して参加できるカフェを運営できたらいいなと思っています。
○参加者の声
毎回楽しみで、休まず参加しています。
〔広報かぞ 2024年9月号 特集〕