Job:化粧品製造工
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化粧品製造工
〔2003年原本〕
化粧品の製造者です。
化粧品にはクリームや化粧水などの基礎的なもののほかに、白粉(おしろい)や口紅などの美粧用品、
ポマードなどの頭髪用品、香水、化粧石鹸(せっけん)、歯みがき粉などがあります。
製造工程は、
①化粧品そのものをつくる製造工程と、
②化粧品を容器に入れる充填(じゅうてん)・仕上部門に分かれます。
製造工程は、各種薬品、水、パラフィン、香料や色素を原料とし、加熱、溶解、混合させてつ
くります。
ほとんどすべてが機械化されていますので、作業マニュアルに従っての機械操作が中心です。
ときどき製造釜をあけて、測定などの点検をします。
それが終われば、冷却し、品質検査をしてタンクなどに貯蔵します。
充填・仕上部門では、化粧品を容器に入れる、容器検査、ふた締め、ラベルはり、ケースつめなどがライン作業になっています。
ベルトコンベアを前にしての作業になります。
製造部門は、化学の基礎知識が必要で、工業高校の化学専攻者が、充填・仕上部門では女性が多くなっています。
人数としては製造部門が少数で、大多数はライン作業につきます。
就職してから機械操作や作業について一定期間の訓練をうけ、この仕事につきます。
化粧品製造企業は400以上ありますが、従業員19人以下の事業所が6割をしめる中小企業の多い業種です。
〔給〕は〔やや低〕から〔並〕。