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職業訓練の種類と内容

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2011年9月25日 (日) 20:05時点におけるMatsu4585 (トーク | 投稿記録)による版
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職業訓練の種類と内容(1991年)

〔『全国仕事の学校ガイド』 高校出版、『月刊高校生』1991年11月特別編集号に掲載。
掲載は2011年8月につき、この期間に制度として、実態として変更があるのかもしれません。
具体的に関わるときは現状を確かめてください〕

職業訓練は、対象者(学生)や学科、目的などによってさまざまですが、大きく分けると養成訓練、向上訓練、能力再開発訓練、指導員訓練の四つになります。
これは公共職業訓練校でも認定職業訓練校でも変わりません。
そして、それぞれにいくつかの課程が設けられています。
訓練内容は学科と実技からなり、両者の時間配分は訓練学科ごとに決まっています。
養成訓練を除くと離職者、転職希望者、現職労働者を主な対象学生としています。
それらは表のなかで説明してあります(表は省略しています)。
ただ〔短期課程〕というのが養成訓練と能力再開発訓練の2ヵ所に出てきます。
本書のなかに出てくる短期課程(〔短期〕と表記)は養成訓練のなかのものです。
また、各課程の訓練時間が○○時間以上と表記されているところがあります。
そこを少し説明しておきます。
表では1級技能士、2級技能士、単一等級技能士はいずれも1ヶ月~6ヶ月です。
実際の時間を見ると、1級=100~180時間、2級=100~150時間、単一等級=120~150時間となっています。
管理監督者(10時間以上)は、10~24時間。
技能向上(12時間以上)は、幅が広くて400時間のものまであります。
30~40時間が多いように思います。

さて養成訓練は、中学・高校の新卒者を対象としたものです。
その〔普通課程〕には中卒者を対象とした第一類と高卒者を対象とした第二類に分かれます。
この第一類、第二類によって、訓練期間が違います。
だいたい1年違いますが、別表に第一類、第二類に分けて掲げてあります。
個々の職業訓練校ではこの基準とは違うところもあります。
職業訓練校を選ぶときは、そこを確かめる必要があります。
〔短期課程〕は、前掲表では「12時間以上」となっています。
ところが実際に調べてみたところ495時間というところもあります。
日5時間の訓練として約100日、4ヶ月です。
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