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ひきこもり周辺ニュースを集めるメンバーを募集

提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
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ひきこもり周辺ニュースを集めるメンバーを募集

(1)サイト制作の経過と新段階
不登校情報センターのサイトが「読売プルデンシャル福祉文化賞」を受賞したのは2006年12月のことです。
それから10年が過ぎました。
サイトは初めに1998年にH・Hくんが非公式サイトをつくりました。
続いて2人が非公式サイトをつくりました。
代替わりごとに前のサイトとは全く別ものがつくられました。
2004年になって公式サイトを立ち上げました。
最大の特色は、そのサイトは不登校情報センターの活動紹介ではなく、不登校生を受け入れる学校・フリースクール、相談室、親の会などを全国的に紹介する内容にしたことです。
私にはパソコンの知識・技術はないので全体構造を図示し、技術のある数人がその制作を担当しました。
不登校情報センターとして集めた学校・支援団体の情報はその時点で数点の出版物になっています。
サイトに掲載するため改めて協力依頼をします。
そして掲載する、更新依頼をする、新たな企画を提案して回答を送ってもらう…という方法で情報は比較的順調に集まりました。
この出版物からのサイトに移行がある程度進んだ2006年に「読売プルデンシャル福祉文化賞」を受賞したのです。
それ以降も多くの変化がありました。2006年秋には数名が週3日、定期的に制作する状態になりました。
内容面ではひきこもりや発達障害、社会参加や就労に関することが加わりました。
しかし、学校などの団体等から新しく情報提供を受ける割合は決して高くはありません。
回答をいただけるのは3%程度です(新規に100か所送り3カ所から回答をいただく程度)。
低いときは1%、多いときで5%ぐらいです。
多くの情報を集めるには、時間をおいて繰り返す、そのつど企画を工夫するなど粘り強さが必要です。
それはいまも同じです。
2009年に創作展示会を開いた機会にS・Mさんに習い、私はブログ運営サイトYaplogを利用して「片隅にいる私たちの想像展」を書き始めました。
ブログのためにパソコンを使い始めたのです。
そのあと「ひきコミWEB版」「イベント情報」「スペース便り」「更新記録」などテーマごとに複数のブログを使い分けていきました。
その様子を見たM・Mくんが本体のサイト制作に私も加わる方策を考えました。
2010年末にサイトの基本をHtmlシステムからワードで扱えるWikiシステムに、プロバイダーも「さくらインターネット」に変えました。
Wikiシステムは、事典的なサイト制作には適したものです。
これ以降は私もサイト制作に関わっていきます。
いろいろなブログに書き分けていたことも同一ドメイン(futoko.info)に集めました。
Wikiによる中心ページ群、数人が参加するブログ群、そしてHtmlページも一部に残りました。
サイトに掲載している情報量は2006年当時と比べる10倍以上になるでしょう。
現在Wikiページで1.8万ページ、ブログ(記事)などが5千ページになっています。
公式サイト立ち上げ後の第1次の大変化は2010年末のWikiシステムの導入です。

(2)周辺ニュースの記事集めとメンバー募集
この部分を削除します。
メーリングリストから送られてくる記事による「周辺ニュース」の作業は進んでおり全体では約600件になります(2016年10月31日)。

(3)集める記事内容の範囲
これまではメーリングリストが1次的に集めた記事を利用しました。
これに加えて、業界紙・機関紙・地方紙などからも独自に記事集めをします。
当事者や支援者の集まる現場に出かけて実感による記事を書きます。
どのような記事を集めるのか(セレクター)、記事を書くのか(通信員)。
ひきこもり、不登校、いじめ、ニート、発達障害に関することが中心です。
それを取りまく子ども・若者、家族、産業(就労)、教育、福祉(障害など)、医療・心理…等に分類される記事集めになる見込みです。
幅広く集めていき、後で絞っていく感じになるでしょう。
以上は集める記事を中心点から考えた内容ですが、範囲を外側からも考えます。
不登校の子ども、引きこもりの人は何を提起しているのでしょうか。
記事内容をそこから考えたいと思います。
不登校の子どもが提起しているのは、いまの学校では受け入れられない、そこを変えてほしいことではないでしょうか。
ひきこもりが提起するのは、このような社会または会社では自分は受け入れられないし、自分も受け入れたくない。
そこを変えてほしいことではないでしょうか。
不登校にしろひきこもりにしろ、本人の意識を超えた社会的・歴史的な状態に対する提起を探すことです。
いいかえると社会的な弱者のうち子ども・青少年(一応40代まで広げたところ)の事情が範囲になります。
そう考えると集める記事内容は、学校の様子を変えることや、社会状態や働く方法を変え、今後の姿を予想させる動きを含めてもいいことになります。
多くの記事内容がそのまま実現するとは限りません。
そういう試みなり工夫を探し出して集めます。
それらが集める周辺ニュースの「外側の範囲」になります。
働き方や産業については、農業や自然に関わること、整体などの身体療法や介護などの生身の人間に関わること、パソコンや情報に関すること、大量生産よりも少量の手作り型、創作的なものが多くなると予測します。
それらを第一次的には当事者の感覚で集めます。
基準は上のとおりですが選択し集める記事は、各人の感覚センスにより違うでしょう。それがいいと思います。
各自のセンスの違いを生かし広く集めます。
このように「集める記事の範囲」を設定しました。
記事を分類する前にまず広く多くを集めようと考えました。
ある程度集まったものを見てから分類するのがいいと判断します。

(4)記事の分類とサイトの構造化
「周辺ニュース」には以上の事情から、分類されないまま既にいろいろな記事が集まっています。
集まってから取捨選択するのではなく、記事を限定して集めるのがいいという考えもあります。
提案している集め方の手順は二度手間、三度手間と思うかもしれません。
不登校情報センターの学校や支援団体の情報集めの経過はテマヒマのかかる方法でした。
集めた情報の分類の仕方を改善する試行錯誤の連続でした。
もっといいやり方があったかもしれませんが、いろいろ集めるから状況は多角的に見えます。
初めからわかったように限定して取り扱うよりはいいと思えます。
この経験を「周辺ニュース」に応用するわけです。
記事を分類することと分類したものを構造化することは一体のものです。
分類において明確になったことが2点あります。
①、新聞記事には見出しがありますが、ページ名は見出しとは違います。
ページ名は名詞、できれば固有名詞にします。
パソコンが扱う「名前をつけて保存する」方式の発展した形です。
②、サイトにおけるページの分類は、その団体・機関の「種類」分類と、その所在する「地域」分類の2系列にしてきました。
新聞記事においてはこれに「事柄」分類を加えます。
すでに掲載した記事の分類を「事柄」系列の分類視点から整備し直すことがテーマになっています。
これはパソコンの技術的な扱いに関することですが、それにとどまらないかもしれません。

(5)メンバーが得るもの、または報酬
①、この作業はニュースに関心がある、文章を書く・文章を読むのが好き、もの集めや分類に興味がある、サイト制作に関心がある人に向いています。
そういう関心を生かし、自分なりに発展させる場にしてほしいと思います。
松田武己は子ども時代から地理・事典づくりの情報集めに興味があり、このようなサイト制作に進んできました。
②、メンバーは社員ではありませんし、アルバイトでもありません。
世の中にはそれを職業にしている人はいます。
このサイトには営業レベルの収入はありません。
収入の得られる職業ではなく体験的・系統的に情報を集める方法を学ぶ機会です。
情報を通して(学問的・研究的な視点とは異なる)社会を知り、自分のかかわれる部分を身近に見つける方法になります。
③、収入は用意できませんが、記事集めとサイト制作に関わるなかで収入になる方法を見つけるのを期待しています。
サイト全体にわたりGoogleのアドセンス(自動設定)、Amazon本・商品の個別紹介リンクは設定されています。
Amazonの個別紹介リンクは追加できます。
ドメイン(futoko.info)内に個人ブログページをつくり、アドセンスの収入を得ている人はいます(臨時の小遣いの範囲を超えません)。
A8、楽天などのアフィリエイト企業との広告契約する方法があります。
参加メンバーには参加程度に応じて、利用ページを提供します。
未契約の企業と広告その他を個人で契約すれば可能になります。
それでも多くの収入を期待できません。運用を考えてください。
これらとは全く別の発想と企画により収入が得られるかもしれません。
知識と技術を生かしていく分野になります。一緒に開発を進めたいのです。
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