子どもの未来を応援する首長連合
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子どもの未来を応援する首長連合
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◆子の貧困対策 首長連携 8日に都内で全国組織設立
子どもの貧困対策について全国の市町村長が連携し、知見を共有して政策提言することを目的とした「子どもの未来を応援する首長連合」が8日、東京都内で設立総会を開く。全国約130の市町村長が加盟する予定。
4月に「こどもの貧困対策課」を設置した佐賀県武雄市の小松政市長や、長崎県大村市の園田裕史市長、大阪府箕面市の倉田哲郎市長らが発起人となり、加盟を呼び掛けた。
各自治体の教育や福祉、就労支援などに関する施策について情報共有し、それぞれの地域の実情に即した子どもの貧困対策に生かす。
事務局は武雄市に置く。
発起人の小松市長は「子どもの貧困対策は各自治体でもまだ手探り状態。
学ぶ環境の整備や子どもの居場所づくりに力を入れ、貧困の連鎖を断ち切るための政策提言につなげたい」と話している。
〔2016年6月12日・貧困ネット、平成28(2016)年6月3日 西日本新聞 朝刊〕