Center:「情報収集の実務教室」のよびかけ(修正)
「情報収集の実務教室」のよびかけ(修正)
〔2010年08月22日〕 不登校情報センターが取り組んでいる支援団体の情報収集に参加しませんか。不登校、引きこもり及び発達障害に対応・支援を続ける多くの団体・機関があります。しかし、支援を求める人と上手く接点ができないのも実情です。 それを情報提供の方法で第一段階の接点をつくるのが情報収集と情報提供です。引きこもりの経験者にこの取り組みに参加して欲しいと考え、企画したものです。 情報収集実務の内容は簡単ですが継続していくのが重要です。基本は事務的なもの(所定の書類への記録、調査票の作成とFAX・郵便の発送、請求事務、書類の保存など)であり、編集の要素があり、パソコンを使う部分もあります。しかし、分担しますから全部を得意とする必要はありません。慣れれば出来るものも生まれるし、パソコンを身に付けたければ、ミニテーマによる実習教室で出来るようになります。 この実務の継承は、「不登校情報センター情報収集の実務教室」、略称「情報収集の実務教室」を開いて行ないます。1日2時間の5日コースとします。 受講対象者は、引きこもり経験があり、主に25歳以上の人とします。親が会員で当事者はスペースに参加していない人、会員外の人を優先します。この教室自体を一種のフリースペース・ワークスペースにし、不登校情報センターに関心を持つ人で(他の事業所への就職活動に踏み切れないでいる人)の対人関係づくりの場にしたいと考えるからです。 教室1日の運営は、(1)テキストによる講義(1時間未満)、(2)実習および交流(1時間未満)、合計2時間程度とします。 講義内容(概要)は、 (1) 不登校情報センターの情報収集と情報提供活動の経過(書籍からネットへ)、役割や意味について。 (2) 支援団体の種類と情報収集・情報提供。約4000団体・機関を掲載。国内最大。 (3)実務書類の変更(「支援団体調査カード」から「支援団体やり取りカード」へ)。 (4) 情報記載、詳細情報、更新、リンク、相互リンクなどのやり取り。 (5) イベント情報、学校案内書、新聞記事、活動ドキュメント、Q&A、寄贈された本、更新記録など企画の広がり。 (6)広告と広告企画とDM発送作業。 (7) 分担例=団体・学校紹介担当、更新・リンク担当、イベント情報担当、ネットショップ担当など。*1人は複数の部門を担当し、1部門は複数の人が担当します。 〔付録〕当事者支援ページ(片隅にいる私たちの創造展、『ひきコミ』とひきコミWEB版、ヒキペディア、仕事ガイドなど)。 テキストを用意し、それに基づき講義し、実習の参考書とします。テキスト自体が引継ぎの重要資料になります。テキストを作成中です。作成過程で上の内容と微妙にずれていくかもしれませんが、大筋のものと理解してください。 書類の作成、発送、記録・整理などの事務作業以外に、パソコンの文書入力、ウィキの使い方、ブログの書き方、ホームページビルダーの使い方、スキャナーの使い方などを、受講者の希望に基づく選択制として、特別講師を頼み、適時取り入れていきます。パソコンの得意分野のある人はそれを生かせるようにしたいです。 募集人数は5名から10名です。締め切りは9月30日まで。 日程(時間はいずれも13:30~15:30)。(1)10月3日(日)、(2)10月11日(月・祝)、(3)10月17日(日)、(4)10月24日(日)、(5)11月7日(日)の5日間。