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オーストラリアのGrahamくん

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オーストラリアのGrahamくん

帰国によるネット回線解約の場合「支払い義務はない」

Grahamくんの帰国準備は、引っ越しとは違い家具などの処分が多くなります。
ベッド、自転車、大型TV,冷蔵庫…などの販売(引き取り屋さんなどとの交渉)が続いています。
昨日は、日用品=布団や衣類などが、“処分対象”として私の部屋に持ち込まれました。
捨てるのか、リサイクルショップに渡すのか、あげる人が出てくるのかを考える時間稼ぎです。
そんな中で、意外なことがありました。
会社名は伏せますが、ネットの回線業者です。先月分までの料金は支払ったばかりです。
利用料金は2年半の利用を前提とした割安料金で、急な帰国のためこの期間を満たしていません。
途中解約による違約です。
設定工事費、利用料それに前月利用料支払い以降に発生した利用料を計算してもらいました。
Grahamくんは部屋を引き払うために松田宅に請求書を送ってもらうことにしました。
それらの合計金額は事前に聞いていたものとはかなり少なくなったのですが、正直者のGrahamくんが「解体工事費が入っていない」と心配になりました。
電話中の回線業者に確認しました。
すると「上司に聞いてくる」とその担当者が言うので、しばらく待ちました。
そして戻ってきての回答は予想外のものでした。
外国人が帰国により契約解除になる場合は、最終利用料の支払いが完了した後、「支払い義務はない」というのです。
初めにこれを聞いたGrahamくん支払うのか支払わなくてもいいのかよくわからなかったようで「どっちなんだよ!」と混乱しました。
交代して私が聞き直し、「それは支払わなくてもいいんですね」と確認がとれました。
どんな場合でも通用するのかはわかりませんが、いい勉強になりました。
請求書の送り先が関係するかもしれないと、今になって思います。
〔2016年6月22日〕

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