お答え:母親との信頼関係づくりを優先したいー松田武己
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
母親との信頼関係づくりを優先したい
〔質問030〕英語が好きな不登校気味生徒の高校進学先
中学1年女子、だんだん登校が減り、3学期の登校日数は3、4日です。
以前にたたいたことが影響していると思います。
高校進学がいまから心配です。
週1回の英語塾には欠かさずに行っています。
兄弟関係は良好です。
心配して勉強の話をすると強く反発します。
いろんなことを諦めやすく自己肯定感が低いといわれています。
〔お答え030〕母親との信頼関係づくりを優先したい
以前のお母さんとのやり取りが大きく響いている例だと思います。
母と子の信頼関係の修復が優先するのではないでしょうか。
誉める、手伝ってもらう、教えてもらうようなことを諦めずに続けてください。
信頼関係づくりと子どもが自分を肯定する感覚を高めるのは並行しています。
子どもをたたいたことは謝りたい。
それで全てが解決するのではありませんが、一区切りの感覚になるでしょう。
この過程の先に自分なりにエネルギーが湧いてきます。
そのうち子どもは甘えてくる可能性が高く、そのときは受けとめて欲しいです。
〔2010年2月〕
回答者と所属団体
松田武己・不登校情報センター相談室
「英語が好きな不登校気味生徒の高校進学先」にあるページ
お答え:いまの英語塾なら行けるという意味ですー赤沼侃史
お答え:不登校生を受け入れる学校とはどこですかー伊藤英明
お答え:子どもにあう環境づくりをする高校を探すー木村茂司
お答え:母親との信頼関係づくりを優先したいー松田武己