興味深かった中上さんの話

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興味深かった中上さんの話

薬の副作用から身を守ることの重要性を指摘した中上政長さんの「私はこう思う」を非常に興味深く読ませてもらいました。
私は十年ほど前に、「心の病」にかかり、それ以来、薬を手放せずにいます。
薬を長く使いすぎると肝臓を悪くすると聞いたことがありますが、服用しないと症状はどんどん悪化します。
例えば、睡眠薬を飲まないと、その晩は一睡もできません。
そのうち眠くなるだろうと期待して薬を飲まずにいると二ヶ月、三ヶ月と眠らずに動き回ります。これは、私が３，４年前に実際に経験したことです。
薬の副作用も気にしなければなりませんが、私のように薬を飲まないと我（われ）を保つことができない場合もあることを知ってほしいです。
副作用を気にするあまり、飲むべき薬に手をつけない方もいるようですが、警戒しすぎるのもどうかと思います。
〔『公明新聞』１９９９年９月１０日　２４歳〕