Job:和傘づくり
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和傘づくり
〔2003年原本〕
和傘は雨具として使われません。主に歌舞伎などの舞台や、祭りなどのイベントの小道具です。
本物の和傘は少なくて、形は和傘でも作り方は洋傘のものが多いようです。和傘のばあいは、下塗りに柿の渋、上塗り用の塗料に漆を使います。雨の日は仕事ができません。のりの乾きがよくないためです。火を用いると曲がったりするので、火も使えません。
骨の数が多いのがいい傘で、最高は120本。あとは80本、60本になります。形は細い傘、つぼみ傘、松葉傘など。