人が怖くて街中にも出にくい
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2024年3月10日 (日) 22:26時点における版
人が怖くて街中にも出にくい
ほしもり(30代女性・栃木県)
わたしは今も、人がとても怖くて、街中へ出かけるときは、気合いがいります。
いまだにうまく人付き合いもできません。
きっかけは、小学校6年生のことでした。クラスの女子に、無視されたり汚いもののように扱われるようになりました。
全員からです。原因はわかりません。直接は言ってこないからです。
学校で、一言もしゃべらない日もありました。
すぐに学校に行きたくなくなり、家の近くの森に行き、午前9時くらいまで隠れていました。
その日は学校を休めましたが、担任が家にやってきました。
なんで行きたくないのか聞くので、無視されたりする話をしました。
すると担任は翌日またやってきて、いかにも書かせた感じの、女子みんなの手紙という紙きれと、「あなたの勘違いだったんだよ」と言って笑いました。
あ、逃げられないんだ。誰もわたしを信じてないんだ。何かが崩れた瞬間でした。
その後は小、中、高、吐き気と腹痛、下痢と一緒に学校へ通いつづけました。
学校では、いつも緊張し、愛想笑いでした。一分が長くて、本当に逃げたかった。
こうして無理し続けて大人になったわたしは、中身は子供のままで、また傷つくんじゃないかと、何かにつけて思ってしまう人になりました。
人から見たら、なんてことないじゃない、と思われるかもしれないレベルの、いじめですが。
わたしにとっては人が変わるくらいの、ショックな一連の出来事でした。
信用しきっていた友だちに裏切られること、大人がみんなクラスメートのほうについたこと、きついです。
わたしの経験は、このような感じです。
〔2023年7月23日〕