滋賀県子ども基本条例
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2023年6月22日 (木) 12:46時点における版
滋賀県子ども基本条例
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 滋賀県 |
運営者・代表 | |
連絡先 |
近年、ひきこもりや不登校、ヤングケアラーの問題など、子どもを取り巻く環境は厳しさを増しています。
子どもは次代を切り拓く存在であり、私たちの「希望」です。
子ども一人ひとりが自らの夢に向かって健やかに成長していける社会となるように、「(仮称)子ども基本条例」の制定をはじめ、「子どものために、子どもとともにつくる県政」の実現に向けた取り組みを進めます。
■(仮称)子ども基本条例とは
全国に先駆けての「滋賀県子ども条例」制定から17年が経ち、虐待や貧困、ネット上での権利侵害など、子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。
子どもを中心に置き、子どもが幸せに成長し、大人が子育ての喜びを実感できる滋賀を目指して「(仮称)子ども基本条例」の制定に向けた取り組みを進めています。
■子ども・若者が社会的課題の解決に取り組む
◆若い世代によるジェンダー平等の発信
・県内の大学生などを中心とする子ども・若者が、身近なジェンダーの問題についてワークショップで互いの意見を伝え合い、その内容を幅広い世代に向けて発信。
・子どもたちにジェンダー平等・多様性推進を教える教職員の理解向上を図る。
◆地域の未来を切り拓く子どもの育成
・子どもたち自らが社会と関わり、様々な課題について自らの課題として考える機会を設ける。
・子どもにアンケートを実施するほか、事業参加者にも意見を聞き、事業内容に反映する。
■県政に子ども・次世代の視点を取り入れる
◆子ども・若者に向けた広報・広聴
・子ども・若者に向けてわかりやすく情報発信する。
・子ども・若者の声を聞き、施策に反映する。
◆子ども版『教育しが』
・保護者向け情報誌『教育しが』に加え小学生を対象とした子ども向け情報誌『子ども版教育しが』を発行。
・子どもの意見を聞き、誌面や施策に反映。
◆文化財に触れる・文化財を巡る
・文化財を通じて、郷土への愛着や豊かな人間性・社会性、支え合いなど生きる力を育むとともに、次世代に文化財を保存継承する人づくりにもつなげる。
・子どもたちの意見を今後の文化財の活用に反映する。
◆「琵琶湖システム」を学ぶ
・「琵琶湖システム」を未来に引き継いでいくため、児童向け動画コンテンツや学習教材などを制作する。
・児童や担当教員の意見を他の発信事業などにも反映させる。
■はじまるよ みんなで「こどもとしょかん」
〜すべての子どもに、本が届く滋賀を目指して〜
◇ネットワークを活かした「こども としょかん」の検討
・市町、関係機関、関係団体、有識者からの意見を聴取。
・先進図書館の視察等による情報収集。
・子どもを取り巻く読書環境の実態調査。
◇生きる力を育む「こども としょかん」
・市町の図書館と協働して、子どもの身近に本を届けるアウトリーチ型プログラムの試行。
・「こども×としょかん」キックオフフォーラムの開催。
・こども読書コーディネーターを配置。
子どもの置かれている環境にかかわらず、すべての子どもが読書を通じて学ぶ喜び、生きる力をもつことができるように、滋賀ならではの「こども としょかん」のあり方を関係機関や県民の皆さんとともに検討します。
お問合せ:県庁企画調整課
【電話】077-528-3312
【FAX】077-528-4830
【E-mail】kikaku02@pref.shiga.lg.jp
〔滋賀プラスワン 令和5年春号〕