兵庫県立神出学園
(→兵庫県立神出学園) |
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+ | '''県立神出学園(49期)'''<br> | ||
+ | 在籍期間は4月1日から原則2年以内(全寮制)。<br> | ||
+ | 対象:中学校を卒業した県内在住の23歳未満(3年4月1日現在)で不登校等の状態にある男女(その他要件あり)<br> | ||
+ | 日時:1次(書類審査、面接、作文等) 2月1日(月)~12日(金)のいずれか1日(個別設定)<br> | ||
+ | 2次(1泊2日の体験入学) 2月22日(月)~23日(火)(祝)<br> | ||
+ | 場所:同学園(神戸市西区)<br> | ||
+ | 定員:30人程度<br> | ||
+ | 申込み・問合せ:1月7日(木)~2月9日(火)に願書等必要書類を郵送、持参で同学園へ<br> | ||
+ | 〒651-2304 神戸市西区神出町小束野30<br> | ||
+ | 【電話】078-965-1122【FAX】078-965-1123<br> | ||
+ | 〔県民だよりひょうご 2021年1月号〕<br> | ||
'''宇良関、腕相撲でエール 神戸のフリースクール訪問、「何事も前向きに」'''<br> | '''宇良関、腕相撲でエール 神戸のフリースクール訪問、「何事も前向きに」'''<br> |
2021年1月1日 (金) 15:15時点における版
兵庫県立神出学園
教育機関の性格 | フリースクール |
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教育活動の特色とメッセージ・入学のよびかけ | 不登校などを経験した人たちが豊かな自然の中でスタッフや仲間と触れ合いながら、さまざまな体験を通じて一人一人が自己理解を深め、進路を発見できるように支援する公立の全寮制フリースクールです。 在籍期間は原則2年以内、入学時期は4月および追加募集 |
学園長 | 小林宏 |
住所 | 〒651-2304兵庫県神戸市西区神出町小束野30 |
TEL | 078-965-1122 |
FAX | 078-965-1123 |
URL | https://www.kande-gakuen.jp |
メール(問合せ用) | kande@seishonen.or.jp |
学費、生徒数 | 入学時7万円、月納金3.5万円(給食費、寮費、体験活動費等) 定員80人。 |
入学の条件 | 中学校を卒業した県内に在住する23歳未満の男女。 |
発達障害生の受入れ | (LD、AD/HD、アスペルガー症候群など) あり。 |
そのほかの対応 | (登校援助・学力向上・いじめ対応など) |
情報提供年月 | 2020年3月 |
県立神出学園(49期)
在籍期間は4月1日から原則2年以内(全寮制)。
対象:中学校を卒業した県内在住の23歳未満(3年4月1日現在)で不登校等の状態にある男女(その他要件あり)
日時:1次(書類審査、面接、作文等) 2月1日(月)~12日(金)のいずれか1日(個別設定)
2次(1泊2日の体験入学) 2月22日(月)~23日(火)(祝)
場所:同学園(神戸市西区)
定員:30人程度
申込み・問合せ:1月7日(木)~2月9日(火)に願書等必要書類を郵送、持参で同学園へ
〒651-2304 神戸市西区神出町小束野30
【電話】078-965-1122【FAX】078-965-1123
〔県民だよりひょうご 2021年1月号〕
宇良関、腕相撲でエール 神戸のフリースクール訪問、「何事も前向きに」
学生らと腕相撲で勝負する宇良関(右)=神戸市西区
国技である相撲に親しんでもらおうと、関西学院大出身の力士で三段目の宇良関(26)=木瀬部屋=が19日、不登校生などを支援するフリースクールの神出学園(神戸市西区)を訪れ、学生らと腕相撲をするなどして交流を楽しんだ。
宇良関は大阪府寝屋川市生まれで、平成27年3月に大阪場所でデビューした。
昨年9月に右ひざを負傷したが、手術とリハビリで乗り越え、今年11月の九州場所では三段目の全勝優勝を果たした。
この日、宇良関は学生や保護者ら約60人を前に、相撲の魅力を解説し、押し技などを披露。
腕相撲対決では学生が4人がかりで勝負を挑んだが、宇良関が持ち前の腕力で勝利した。
最後に宇良関は学生らに向け、「今はつらいこともあるが、何事にも前向きに取り組む姿勢を持ってほしい」とエールを送った。
参加した同学園の野村有史さん(17)は「けがを乗り越えた強さを見習いたい」と話していた。
〔2018年12/20(木) 産経新聞〕
神戸のフリースクール生、ヒツジの毛刈りで保育園児と交流
園児とともにヒツジの毛刈りを体験する神出学園の学生ら=神戸市西区
国内唯一の公立のフリースクール「県立神出(かんで)学園」(神戸市西区)の学生28人が16日、近くの神出保育園の園児20人とヒツジの毛刈りなどを通じて交流した。
同学園は、県が不登校となった学生への支援施設が必要と考え、平成6年10月に開校。
中学校を卒業後、高校や大学になじめず不登校になった23歳未満の学生を受け入れ、進路決定などをサポートしている。
学生は寮で共同生活し、学園内で農園作業や動物飼育などの活動に取り組む。
園児との交流会は、学生の自立を促そうと7年から毎年開催。
学生らはこの日、園児とともに大型のバリカンを手にヒツジの毛刈りを体験した。
参加した同学園の森本夢さん(16)は「園児が元気に楽しんでいるのを見て、こちらも元気をもらえた」と笑顔で話していた。
同学園の小林剛学園長(84)は「園児と関わることで、学生たちも前向きな気持ちになってほしい」と語った。
〔2018年5/17(木)産経新聞〕
不登校や引きこもり支援 神出学園がノウハウ本
不登校や引きこもりで居場所をなくした若者の自立を支援する兵庫県立神出学園(神戸市西区)のノウハウが「癒やしの丘で」(神戸新聞総合出版センター編)と題した本にまとめられ、出版された。
仲間と寮生活を送り、体験学習を通じて学園生の立ち直りを支える仕組みを紹介している。
同出版センターが取材・編集し、学園が協力。1994年の開園から学園長を勤める小林剛(つよし)さんが監修した。
本は、不登校や高校中退者の居場所づくりが社会問題となって誕生した学園の生い立ちを紹介。
歌手や小説家などさまざまな職業人と交流する「元気アップセミナー」や課外活動など、体験プログラム中心の学園生活や、寮の仕組みについて詳述している。
「内向的で対人関係に悩む子どもが増えた。一方で、心の傷を癒やすだけなく、修了後の生活をも見越した支援を充実させている」と小林さん。
昨年度から充実させた進学や就職を見越した支援内容も記述している。
悩みを抱えた若者との接し方として、「『頑張れよ』などの叱咤(しった)激励的対応を慎む」「『そんなのもできないのか』などの評価的言動をしない」などとスタッフの心得を紹介。
学園で再スタートを切り、大学に進学したり養護教諭になったりした修了生の声も掲載している。
小林さんは「同じ釜の飯を食べ、仲間やスタッフと心を通わすことで立ち直っていく。教育関係者や保護者に手に取ってほしい」としている。
207ページ、1728円。
神戸新聞総合出版センターTEL078・362・7138
(井上 駿)
【兵庫県立神出学園】 1994年に日本初の公立宿泊型自立支援施設として開園。
引きこもりや高校などを中退した若者が対象で、現在15~23歳の男女62人が在籍する。
月曜に登校し、木曜に下校する週3泊4日の寮生活を原則2年間送る。
県教育委員会が派遣するスタッフにより、芸術、農作業、キャリア教育など多様な体験学習を受ける。
進路は通信制高校や大学、就職などさまざま。
2015年度までの修了生は590人。
〔2017/1/10 神戸新聞NEXT〕