兵庫県ひきこもり総合支援センター
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'''中高年のひきこもり支援へ 心理士常駐のセンター開設 兵庫県'''<br> | '''中高年のひきこもり支援へ 心理士常駐のセンター開設 兵庫県'''<br> | ||
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5 <br> | 兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5 <br> |
2020年1月30日 (木) 11:30時点における版
兵庫県ひきこもり総合支援センター
所在地 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1 兵庫県精神保健福祉センター内 |
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TEL | 078・262・8050 |
FAX |
中高年のひきこもり支援へ 心理士常駐のセンター開設 兵庫県
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
近年、社会問題化している中高年のひきこもりの当事者や家族をサポートするため、兵庫県は3日、「ひきこもり総合支援センター」を県精神保健福祉センター(神戸市中央区脇浜海岸通1)内に開設する。
心理士や医師ら専門家が相談に乗るほか、居場所づくりや就労援助など、状況に応じた支援を手掛ける。
併せて約5万1千人いるとされる県内のひきこもり(15~64歳)を対象にした初の実態調査を進める。
今年3月に内閣府が発表した調査では、中高年(40~64歳)のひきこもりは全国に推計で約61万人いるとされる。
うち兵庫県内は約2万7千人とされているが、人口データで導き出しただけの推計で、詳しい実態は分かっていない。
一方、行政の支援は電話相談などが中心。
県や神戸市、中核市4市は専用の相談窓口で対応するとともに、県は神戸市西区に全寮制の公立フリースクール「県立神出学園」を設けてひきこもりや不登校を経験した23歳未満を支援している。
しかし、いずれも若年層に重点を置いており、中高年のひきこもりに対しては“手つかず”の状況となっている。
当事者が50代、親が80代になって生活が困窮する「8050問題」などひきこもる人の高齢化が深刻化しており、支援センターはそうした世代を主な支援対象に見据えている。
同センターには、心理士の資格を持つ相談支援員2人と電話相談員1人が常駐する。
医師や保健師のほか、支援に関わった経験者らとも連携し、面談を行ったりする。
当事者や家族らが集うことのできる「居場所」もつくり、就労支援までつなげることを想定している。
また、10月からは県内の民生委員にアンケートを配布して、県として初めての実態調査を開始。12月中に集計結果をまとめる予定という。
電話相談は3日からスタート。受付時間は火-金曜の午前9時半~11時半と午後1時~3時半。
専用ダイヤルTEL078・262・8050
〔2019年12/3(火)神戸新聞NEXT(前川茂之)〕
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