2017年7月12日 (水) 14:10時点における版
福山市地域福祉貢献活動協議会、広島県福山市、（障害者のニュース、子どもの貧困のニュース、社会福祉協議会のニュース）
社福41法人が活動協 福山 地域課題解決へ事業
福山市内の社会福祉法人が19日、市地域福祉貢献活動協議会を設立した。
昨年の社会福祉法の改正で、同法人の地域貢献への責務が明文化されたことを受けて発足。
１人暮らしの高齢者や貧困家庭の増加など地域課題を共有し、解決に向けた事業を考える。
県社会福祉協議会によると、県内では先進的な取り組みという。
市内の101法人の内、老人ホームや障害者支援施設、保育所を運営する計41法人が参加。
地域内のニーズについて「障害のある子の親が高齢化し、子の世話が難しくなるケースが多い」「子どもの貧困が気掛かり」など意見を出し合った。
改正された社会福祉法は、社会福祉法人は他の法人や現行の制度が解決できない福祉ニーズに対応し、心身の状況や経済的な理由で支援が必要な人に無料か低料金でサービスを提供する責務があるとしている。
橋本哲之会長は「力を結集し、専門性を生かした継続的な取り組みを目指す」とする。
12月ごろまでに具体的な事業内容を決める。会員は随時、募集して増やす。
〔◆平成29（2017）年6月20日 中国新聞 朝刊福山〕
