Job:スポーツインストラクター
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2012年5月14日 (月) 12:52時点における版
スポーツインストラクター
〔2003年原本〕
スポーツクラブや施設の指導員です。
“生徒”はクラブの性格により老若男女、ときには幼児までいます。
水泳、テニス、スケート、スキーなど種目のはっきりしたものから、健康増進のためなど、クラブの性格、“生徒”の要望によりさまざまです。
生徒の目標が、スタミナづくり、減量とシェイプアップ、おもいっきり汗をかく、美容法、腰痛を直すなどの健康法的なものを中心に紹介します。
このようなスポーツクラブはとくに、健康クラブとかフィットネスクラブといわれ、インストラクターはそれぞれ、健康クラブインストラクター、フィットネスクラブインストラクターといわれます。
まず、生徒の要望をききます。
明確なものから、「時間があるので……」というはっきりしないものまでいろいろ出てきます。
次に体力を検査します。
体力と目標にあったプログラムをつくります。
長続きできるトレーニングプログラムをつくります。
長続きできるプログラムがいちばんいいことが多いのです。
プログラムによるレッスンはウォーキング、ジョギング、器械体操、ゲーム的トレーニングなどがあります。
器械体操は腹筋台、バーベル、自転車(ペダルだけ)などのアスレチック設備を使います。
しかし、器械相手のレッスンだけでは長つづきしません。
生徒とインストラクターの交流、運動データや体力が伸びていること、生徒同士のコミュニケーションが全体として健康法につながります。
このプログラム、アスレチック設備、インストラクターの性格などで、スポーツクラブの特色が出てきます。
水中ではからだが動かしやすいので、水中でのストレッチやジョギングを取り入れている人(所)もいます。
この指導員をとくにアクアサイズインストラクターということがあります。
健康法として多いのが別項のジャズダンスやエアロビクスです。
いくつかの資格制度があります。
縦割行政の産物で、内容が整理されないまま文部科学省の(財)日本体育協会が認定する少年スポーツ指導者、スポーツプログラマー、商業施設における指導者、競技力向上指導者、地域スポーツ指導者。
厚生労働省系の(財)健康・体力づくり事業財団が認定する健康運動指導士、健康運動実践指導者があります。このほか(財)日本体育施設協会認定のトレーニング指導士。
(財)日本スポーツクラブ協会のトレーニングインストラクターもあります。
スポーツインストラクターになる方法はいくつかありますが、何よりも本人が健康で、何かのスポーツがうまいことが前提条件になります。
①スポーツクラブに生徒として通い、アシスタントになり、インストラクターになる。
②体育系大学を卒業、高校の運動部で活躍という経験を生かして、いきなりスポーツ施設に就職する。
③自分の運動経験と運動理論をもとにスポーツ教室を開く。
〔給〕は〔やや低〕から〔やや高〕まで。
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