Job:鉄筋工・ガス圧接工
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2012年3月20日 (火) 14:50時点における版
鉄筋工・ガス圧接工
〔2003年原本〕
鉄筋工は、ビルなど建物の基礎と鉄筋とコンクリートによる建物の骨格をつくる仕事をします。建物のほかに、トンネルや橋などの土木工事でも、その鉄筋の骨格を組む仕事をします。
鉄筋を組むときの接合を行なうのがガス圧接工です。鉄筋の断面をグラインダーがけし、特殊ガスバーナーで、接合する2本の鉄筋を加熱しながら突きつけ、加圧機で圧力を加えて接合します。
鉄筋工の仕事内容は、施工図の作成、鉄筋の加工、接合(組み立て)になります。建設会社に就業し、見習いとして先輩社員について技術を覚えていきます。機械化されていますので、加工部分のかなり容易にできるようになってきています。重い鉄筋の運搬も、クレーンや輸送機械が発達してきたため、重労働からはかなり解放されています。鉄筋施工の技能試験(1~2級)が設けられ、技術向上が図られています。
ガス圧接工になるには、ガス溶接技能講習修了証またはガス溶接作業主任者の免許を取得し、さらに次の条件を満たすことが必要です。
〔ガス圧接作業員1種〕予備試験に合格して、満6か月以上作業に従事し、基礎を習得した18歳以上の人。
〔2種〕1種技量資格の認定を受けた後、6か月以上圧接作業に従事した人。
〔3種〕2種技量資格の認定を受けた後、1年以上圧接作業に従事した人。
鉄筋工、ガス圧接工とも、就職条件、給与制度などに従弟制的なものが残っています。しかし、大手建設会社を中心に急速に近代化されてきています。給は〔並〕ですが、出来高給も取り入れられていて、景気変動による仕事の少ないときの対策などはまだ十分とはいえません。女性も少しいます。
日本圧接協会GP検定委員会
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-14
コスモ平河町ビル2F
TEL03-3231-0981
〔参考〕全国鉄筋工事協会
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