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− | '''□フードバンクが食堂活動下支え'''<br>
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− | 子ども食堂の活動を下支えしている団体の一つが御坊市にある。<br>
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− | 食品流通を手助けする市民団体「[[フードバンク和歌山]]」。<br>
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− | 昨年7月に発足し、規格外や賞味期限が近いなどの理由で、食べられるのに廃棄される食料を生産者や企業から集めてきた。<br>
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− | 古米や傷のあるミカンなどを、子ども食堂5カ所と児童養護施設など12施設に配達している。<br>
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− | 最近は民生委員らからの相談もあり、母子家庭など生活困窮世帯にも届けている。<br>
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− | 家から弁当を持ってこられず昼に運動場で遊んでいる子、母親が置いていった昼食代を父親がパチンコに使って食べられなかった子――。<br>
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− | 事務局長の鈴木正文さん(56)は、活動しながらそんな話を耳にしてきたという。<br>
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− | 「貧困は根深い問題だと気づいた」と話す。<br>
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− | そこで、鈴木さんらも先月から隔週で「御坊こども食堂」を開始。<br>
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− | 「『ごはん食べたい』と休みの週にも子どもたちがやってくる。本当は毎週やりたい」。<br>
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− | ただ、寄付金だけでは配送にかかる燃料代などがまかなえず、スタッフが持ち出しで活動を続ける。<br>
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− | 「各団体と協力し、色んな地域にわいわい楽しめる食堂ができたら」と願う。<br>
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− | 県は今年度、設備購入や改修の費用の半額を最大20万円補助する事業を始めている。<br>
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− | 追加募集は28日まで。問い合わせは県子ども未来課(073・441・2497)。<br>
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− | 〔◆平成28(2016)年10月19日 朝日新聞 大阪地方版朝刊〕<br>
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