山形県子どもに居場所ネットワーク
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子ども食堂や学習支援、フリースペースなど、県内で子どもの居場所づくりに携わる団体がネットワークを立ち上げた。<br> | 子ども食堂や学習支援、フリースペースなど、県内で子どもの居場所づくりに携わる団体がネットワークを立ち上げた。<br> | ||
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2019年6月19日 (水) 16:49時点における版
山形県子どもに居場所ネットワーク
所在地 | 山形県 |
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TEL | |
FAX |
子どもに居場所を、ネットワーク設立 14団体連携、行政も応援/山形県
子ども食堂や学習支援、フリースペースなど、県内で子どもの居場所づくりに携わる団体がネットワークを立ち上げた。
団体同士の連携を強め、交流や情報交換、施策の提言をしていく。
参加するのは、NPO法人や市民グループ、社会福祉法人など14団体と、県や市町村、社会福祉協議会といった「応援者」。
天童市内で13日に開かれた設立会議では、参加団体から「ネットワークができることで『居場所』への認識が深まる」「一つの団体でできることは限られているが、互いに協力することで子どもや高齢者を見守る目が増える」といった発言が相次いだ。
山形市で子ども食堂「みどり町こどもひろば」を運営するスタッフの鈴木晴菜さん(33)は「ネットワークができると、初心者がノウハウを得やすくなる。
団体間で食材の融通もできそう」と話していた。
県が昨年、初めて調べた子どもの貧困率は16・0%で、2016年の全国平均より2・1ポイント高かったという。
また、全世帯の子どもの3人に1人が、1週間のうち1回以上「子どもだけで食事をすることがある」と答えた。
こうした背景から、困窮世帯の子どもや独居の高齢者、母子父子世帯に安く食事を提供し、食卓を一緒に囲むことで見守りにつなげる「子ども食堂(地域食堂)」や、学習支援などの「居場所」のニーズが高まっている。
しかし、開設のノウハウや運営の注意点などが周知されているとはいえず、団体同士の連携も不十分だった。
このため県と県社会福祉協議会がネットワークづくりを進めてきた。
〔◆平成31(2019)年2月20日 朝日新聞 東京朝刊地方版(星乃勇介) 〕