子ども食堂狸小路10丁目
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2021年7月23日 (金) 11:35時点における版
子ども食堂狸小路10丁目
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒060-0063 北海道札幌市中央区南3条西10丁目1000-1 |
TEL | 080-6065-7929 |
新聞記事 |
子ども食堂 将来像は 保護者から感謝 うれしかった 困っている子の数 分からない 札幌でフォーラム
子どもたちに手作りの食事を無料や安価で提供する「子ども食堂」のあり方を探る「北海道『こども食堂』フォーラム」が5日、札幌市内で開かれた。
食堂の開設者らがそれぞれの取り組みを報告し、課題や将来展望について活発に意見を交わした。
冒頭で北大大学院の吉田徹教授は、子どもの貧困問題が社会的に顕在化する中で子ども食堂の開設が相次ぎ、今年5月時点で全国319カ所、道内14カ所に達したとする調査結果を示した。
4月から食事を提供している中央区の「子ども食堂狸小路10丁目」の佐野久美子代表は
「娘にとって生まれて初めての外食です」と保護者から打ち明けられた経験を紹介し「役立ててうれしかった。やって良かった」。
豊平区の「にじ色子ども食堂」の安田香織代表はドメスティックバイオレンス(DV)などでトラウマを抱えた母親らも利用しているとした上で「幅広いスタッフがいるので、多世代の交流の場にしたい」と語った。
意見交換では「本当に困っている子どもがどれほどいるのか分からない。行政に聞いても教えてもらえない」との声があり、
西区の「西野こども食堂」の富塚とも子さんは「学校や保健センターと連絡を取り合えるようなネットワークを結びたい」と目標を語った。
フォーラムは西野こども食堂を運営するNPO法人が主催し、約150人が参加した。
〔◆平成28(2016)年11月7日 北海道新聞 夕刊地方〕