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− | '''「子ども食堂は居場所」 大津で全国交流会 講演や実践報告'''<br>
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− | ひとり親家庭や生活に困っている子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」を考える全国交流会が10日、大津市内のホテルであった。<br>
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− | 県では初の開催。<br>
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− | 子ども食堂を開設している運営団体や関係者ら約400人が、講演や活動の実践報告などから、子どもの居場所づくりなどの課題を探った。<br>
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− | '''貧困越え個性発揮を'''<br>
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− | 糸賀一雄記念財団の主催。<br>
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− | オープニングトークでは、同財団の辻哲夫理事長が「子ども食堂」の理念と期待をテーマに講演した。<br>
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− | 参加者に「子ども食堂の開設と取り組みを通して、みなさんは子どもたちの貧困の問題に気付かれた」と前置きした上で、「これからは子どもたちの個性をいかに発揮できるようにするか、普遍的な課題を持っている」と訴えた。<br>
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− | 分科会では、県内で開設している三つの子ども食堂をはじめ全国の取り組みが報告され、食堂を継続していく支援方法などについて意見交換をした。<br>
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− | 近江八幡市で「むさっ子食堂」を開設している運営委員長の金澤満さんは、大人も子どもも一緒に食事をすることで元気になってもらえる場になっていることを紹介。<br>
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− | 「おなかをすかしていて食事を提供するのは理屈でない。子ども食堂は子どもの居場所であるとともに、手伝う大人の居場所でもある」と話した。<br>
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− | 県内に開設している子ども食堂は52カ所あり、発祥の地の東京に次いで全国で2番目に多く、人口比で日本一という。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年2月11日 京都新聞 朝刊地方版〕 <br>
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