カテゴリ:所沢市(埼玉県)
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2016年3月13日 (日) 08:55時点における版
所沢市
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◆ままとこらぼ:育児支援施設が人気 0歳児とママの初節句、所沢市の創業ビジネスコンペ優秀賞企画 /埼玉
まだ歩くことができない0歳児の女の赤ちゃんが集まって初節句を祝うイベントが3日、所沢市御幸町の民間育児支援施設「ままとこらぼ」で開かれた。
8組の母娘が、おひな様にちなんだ写真撮影や交流会ランチなどで桃の節句を楽しんだ。
同施設は所沢市の「新規創業ビジネスプランコンペ」で優秀賞を獲得した企画から生まれ、4歳男児を持つ現役ママの根岸ケイコさんが「自宅リビングのような空間で赤ちゃんとママが一緒の時間を楽しんでもらえたら」と自らの子育て経験を踏まえ、昨年5月に開所した。
まだ歩けない赤ちゃんの場合、公園など外で遊ばせることは難しい上、外出先の屋内施設でも母子ともにくつろげる場所がほとんどない。
間制限なしの滞在スペースなどは皆無に近いため、根岸さんが新米ママにも過ごしやすい施設を考案した。
従来のカフェスタイルや託児所タイプとは異なり、ママや妊婦の支援に重きを置いたタイプの有料制(会員は1時間以内800円、1時間超は6時間まで1200円)で、根岸さんは「子育てママの笑顔発信基地になれれば」と話す。
約70平方メートルの施設内には漫画や雑誌などが読める「図書ひろば」やお昼寝スペースなどがあり、塾やカルチャーセンター形式の「寺子屋」も開催する。
飲食物の持ち込みやケータリング利用も可能で、午前10時から午後4時の営業時間内は1時間を超えれば何時間いても料金が変わらないお得さも口コミで広まり、入間市や狭山市のママ会員もいる。
7カ月女児の母親で月に数回利用している所沢市内の主婦、関口沙都子(さとこ)さんは「0歳児を持つ親は屋外では居場所がないのが現実。
外出しても楽しめず、ストレスは大きい。
このような施設がもっと市中に増えればうれしい。行政も力を入れてほしい」と話した。
問い合わせは「ままとこらぼ」(電話04・2008・0227)。
〔2016年3月10日・貧困ネット、平成28(2016)年3月4日 毎日新聞 地方版〕
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