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のおがたSDGs推進パートナー制度

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'''~「すべては子どもたちのため」思いがカタチに~工場見学×こども食堂''' <br>
ページ名 [[のおがたSDGs推進パートナー制度]] 福岡県直方市(子どもの居場所・福岡県)<br>
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~「すべては子どもたちのため」思いがカタチに~工場見学×こども食堂 <br>
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SDGs推進パートナーによる市内企業×市内団体による初のマッチング企画<br>
 
SDGs推進パートナーによる市内企業×市内団体による初のマッチング企画<br>
 
直方市は、地域課題を解決し、持続可能な社会を目指していくために、令和4年11月に「のおがたSDGs推進パートナー制度」を立ち上げました。<br>
 
直方市は、地域課題を解決し、持続可能な社会を目指していくために、令和4年11月に「のおがたSDGs推進パートナー制度」を立ち上げました。<br>
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〔市報のおがた 令和6年9月1日号〕<br>
 
〔市報のおがた 令和6年9月1日号〕<br>
  
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2024年11月29日 (金) 14:59時点における最新版

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のおがたSDGs推進パートナー制度

種類・内容
所在地 〒福岡県直方市
連絡先

~「すべては子どもたちのため」思いがカタチに~工場見学×こども食堂
SDGs推進パートナーによる市内企業×市内団体による初のマッチング企画
直方市は、地域課題を解決し、持続可能な社会を目指していくために、令和4年11月に「のおがたSDGs推進パートナー制度」を立ち上げました。
このパートナー制度には、令和6年8月時点で約70の企業・団体が登録し、地域でのSDGsの達成に向けた様々な取組を進めています。
今回はその中でも、パートナーの「想い」が「カタチ」になった取組として、特定非営利活動法人mixjamの代表辻千恵さんと、株式会社フタバ九州の代表取締役社長金本傳夫さんにSDGsの達成に向けた活動に対する想いや今回のマッチング企画についてお聞きしました。
株式会社フタバ九州
代表取締役社長 金本傳夫さん
所在地:大字中泉1181番地6
従業員数:526人
創立:1991年4月1日
資本金:4億6,000万円
事業内容:自動車等車両部品の製造販売
特定非営利活動法人mixjam
代表理事 辻千恵さん
所在地:新町1-4-31
役員数:理事4人・監事1人
創立:2023年10月27日
事業内容:こどもの居場所づくり、子育てシェアリング、こども食堂事業など
◇SDGsの達成に向けてどんな活動を行っていますか。
辻:私たちは、すべてのお子さんが個性や生い立ちや背景にかかわらず、安心して自分らしく育ち、大人も一緒に育ち合えるような環境を広げるために活動をしています。
また食品ロス削減の取組として、こども食堂を運営し、農家さんの流通されないお野菜や、余った安全な食品を活用しています。
金本:当社は「中期経営方針」の達成に向けて、フタバグループ全員の意識改革のキャッチフレーズとして、〔WSDGs〕を掲げ、取組を進めています。
具体的な取組としては、食品ロス削減を目的に社員食堂の事前予約制の実施、従業員の健康促進として、8つの健康習慣改善の実施、そして環境への取組として、国際規格のISO14001を取得し、工場の屋根に太陽光発電を導入しています。
発電量はこの工場で使用する電力の約10%にあたります。
この他にも、社会や地域の発展に貢献できるよう、「のおがたみらいキッズプロジェクト」や「のおがた夏まつり」花火大会への協賛などを行っています。
〔WSDGsとは〕
国連で採択された「SDGs」への取組と、フタバグループが独自に行っている意識改革(S、D、G)を合わせたもの
S…Solution お客様や社会のニーズを自ら先取りして解決案を提案しよう
D…Digital デジタル技術を活用し、仕事のやり方を変えていこう
G…Global 拠点間のコミュニケーションを活性化し、全体最適を考えよう
◇今回の連携に至ったきっかけを教えてください。
金本:直方市の地域・社会課題の解決に少しでも貢献したいという想いから、2023年11月に「のおがたSDGs推進パートナー」に登録しました。
登録後は微力ながらも、フタバ九州としてできることを行ってきました。
そのような中、2024年2月にmixjamさんが「こどもの居場所運営」事業のマッチングパートナーを募集していると、市から連絡をいただきました。
提案書を拝見すると、「すべては子どもたちのため」という熱い想いが伝わり、何か力になりたいと強く感じました。
そこで、フタバ九州としては、製造業・自動車部品分野を知ってもらうことで、子どもたちの学びや教育に貢献できるのではないかと考え、早速ご連絡しました。
打ち合わせでは「協賛して終わりの関係ではなく、お互いに信頼関係を築きながら様々なことに挑戦してみませんか」と辻さんからお話があり、夏休み期間中の特別企画として「工場見学andこども食堂」を提案し、今回のイベントが実現しました。
辻:今回、マッチングパートナーという形でご縁を頂きましたが、NPOが企業から協賛を頂くという形はよくあると思います。
しかし、企業さんのニーズとちゃんとマッチするコラボレーションができないかというのはずっと考えていて、率直なアイデアを頂けたら嬉しいなという思いがずっとあったので、今回のご提案はとても嬉しかったです。
◇取組を終えての感想をお聞かせください。
金本:まずは、熱中症やケガなどが無く無事に終えることができ、安心しました。
これまでは、工場内を一通り見て終わるという工場見学しか行っていませんでした。
しかし、今回は車の部品の生産体験や、社員食堂のカレーをふるまったり、子どもたちに喜んでもらうために工場内の作業用ロボットに「ダンシングロボ」として流行りの曲を踊らせたりと体験型の工場見学になるように工夫しました。
参加者の皆様からのアンケートを見て、楽しんでいただけたことが分かって、何よりもうれしく思います。
辻:実施前から、本当に丁寧にお打ち合わせをさせていただきましたが、どれだけの社員の方々の心と労力と時間が費やされているかということを、ひしひしと感じ感激しました。
今回は小学生から高校生までのお子さんが約30人参加されましたが、年齢に合わせてとても分かりやすくご説明いただきました。
最初は照れや恥ずかしさがあって遠慮がちだった子どもたちが、ついつい参加してしまう姿も見られ、本当にこのような機会を頂けて感謝しています。
◇それぞれの今後の活動について教えてください。
金本:これからも地域の方々や子どもたちに、我々がどういったことをやっている企業なのか伝わるような機会をどんどん作っていきたいと思っています。
辻:私たちも、働く人たちがどんな思いでどんな仕事をしているのか子どもたちに伝わるような職業体験の機会を作っていきたいと思っています。
※「辻千恵さん」の「辻」は環境依存文字のため置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
〔市報のおがた 令和6年9月1日号〕

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