|
|
|
人が怖くて街中にも出にくい
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
（版間での差分）
| 1行： | 1行： | ||
{{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:体験者･当事者に関するページ|体験者・当事者に関するページ]] > [[:カテゴリ:文通ボランティアのリスト|文通ボランティアのリスト]] > {{PAGENAME}} }} | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:体験者･当事者に関するページ|体験者・当事者に関するページ]] > [[:カテゴリ:文通ボランティアのリスト|文通ボランティアのリスト]] > {{PAGENAME}} }} | ||
==人が怖くて街中にも出にくい== | ==人が怖くて街中にも出にくい== | ||
| − | + | 文通のお手紙お待ちしています。<br> | |
| − | '''ほしもり'''（３０代女性・栃木県）<br> | + | P.N '''ほしもり'''（３０代女性・栃木県）<br> |
わたしは今も、人がとても怖くて、街中へ出かけるときは、気合いがいります。<br> | わたしは今も、人がとても怖くて、街中へ出かけるときは、気合いがいります。<br> | ||
いまだにうまく人付き合いもできません。<br> | いまだにうまく人付き合いもできません。<br> | ||
| 23行： | 23行： | ||
[[カテゴリ:文通ボランティアのリスト|ほしもり]] | [[カテゴリ:文通ボランティアのリスト|ほしもり]] | ||
| − | [[カテゴリ: | + | [[カテゴリ:体験者・体験記|ひとがこわくてまちなかにも出にくい]] |
2024年3月10日 (日) 22:27時点における最新版
人が怖くて街中にも出にくい
文通のお手紙お待ちしています。
P.N ほしもり（３０代女性・栃木県）
わたしは今も、人がとても怖くて、街中へ出かけるときは、気合いがいります。
いまだにうまく人付き合いもできません。
きっかけは、小学校６年生のことでした。クラスの女子に、無視されたり汚いもののように扱われるようになりました。
全員からです。原因はわかりません。直接は言ってこないからです。
学校で、一言もしゃべらない日もありました。
すぐに学校に行きたくなくなり、家の近くの森に行き、午前９時くらいまで隠れていました。
その日は学校を休めましたが、担任が家にやってきました。
なんで行きたくないのか聞くので、無視されたりする話をしました。
すると担任は翌日またやってきて、いかにも書かせた感じの、女子みんなの手紙という紙きれと、「あなたの勘違いだったんだよ」と言って笑いました。
あ、逃げられないんだ。誰もわたしを信じてないんだ。何かが崩れた瞬間でした。
その後は小、中、高、吐き気と腹痛、下痢と一緒に学校へ通いつづけました。
学校では、いつも緊張し、愛想笑いでした。一分が長くて、本当に逃げたかった。
こうして無理し続けて大人になったわたしは、中身は子供のままで、また傷つくんじゃないかと、何かにつけて思ってしまう人になりました。
人から見たら、なんてことないじゃない、と思われるかもしれないレベルの、いじめですが。
わたしにとっては人が変わるくらいの、ショックな一連の出来事でした。
信用しきっていた友だちに裏切られること、大人がみんなクラスメートのほうについたこと、きついです。
わたしの経験は、このような感じです。
〔2023年7月23日〕
