佐賀市人権・同和政策・男女参画課
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数年前から、「8050問題(主に80代の親が引きこもる50代の子どもの生活を支える中で起こる問題)」について見聞きするたびに、社会から孤立し理解されない苦しみの中でもがいている本人と、限界を感じている家族の苦悩を垣間見ることがあります。<br> | 数年前から、「8050問題(主に80代の親が引きこもる50代の子どもの生活を支える中で起こる問題)」について見聞きするたびに、社会から孤立し理解されない苦しみの中でもがいている本人と、限界を感じている家族の苦悩を垣間見ることがあります。<br> | ||
長期にわたり引きこもりを支える親は、高齢化による収入の減少や身体の衰えで、いつまで子どもを支えることができるのか不安に悩まされていることがあります。<br> | 長期にわたり引きこもりを支える親は、高齢化による収入の減少や身体の衰えで、いつまで子どもを支えることができるのか不安に悩まされていることがあります。<br> | ||
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2023年5月27日 (土) 10:21時点における最新版
佐賀市人権・同和政策・男女参画課
種類・内容 | 自治体 |
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所在地 | 佐賀県佐賀市 |
連絡先 | 【電話】40・7367 【FAX】34・4549 【メール】jinken@city.saga.lg.jp |
あなたの人権 わたしの人権 「8050問題」から
数年前から、「8050問題(主に80代の親が引きこもる50代の子どもの生活を支える中で起こる問題)」について見聞きするたびに、社会から孤立し理解されない苦しみの中でもがいている本人と、限界を感じている家族の苦悩を垣間見ることがあります。
長期にわたり引きこもりを支える親は、高齢化による収入の減少や身体の衰えで、いつまで子どもを支えることができるのか不安に悩まされていることがあります。
また、本人もうつ状態や自己肯定感の低下、対人恐怖など心身の症状に悩まされたり、生きる力が低下したりすることもあるといわれています。
こうした問題解決に向けては、地域支援センターを利用したり、周囲の人に相談したりすることが勧められています。
また、引きこもりが長期化する要因としては、本人の甘えや怠け、自己責任・家族の責任といった周囲の不理解によることもあります。
共に生きる私たちは、人権問題として、引きこもりについて正しく知り、偏見をなくし、家族の苦悩を理解していくことが大切ではないでしょうか。
(社会人権・同和教育指導員)
問い合わせ:人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係(ほほえみ館内)
【電話】40・7367【FAX】34・4549【Eメール】jinken@city.saga.lg.jp
〔市報さが 令和4年10月15日号〕
あなたの人権 わたしの人権 「多様な性を認め合える社会に向けて」
近年、性の多様性について考える機会や取り組みが増えてきました。
子どものランドセルの色や制服が多様化したり、ある女子大学ではこころとからだの性が一致しないトランスジェンダーの学生の受け入れが始まったり、同性カップルの関係を認めるパートナーシップ制度が広がったりしています。
また、性の多様性に関するテレビ番組やコマーシャルも見られるようにもなりました。
性のあり方は主に、「からだの性」と「こころの性」、「好きになる性」の3つの要素からなります。
中にはからだの性とこころの性が一致しない人、同性を好きになる人や両性を好きになる人などもいて、性のあり方は人の数だけあると言われています。
電通ダイバーシティラボが行った「LGBTQ+調査2020」によると性的少数者と言われる人の割合は人口の8・9%(約11人に1人)といわれていて、その中には人知れず苦しんでいる人もいます。
トランスジェンダーの人は性別で分けられる制服やトイレ、就職活動などで悩んだり、同性愛の人は、周囲との恋愛観の違いにつらさを感じたりすることもあります。
私たちの周りに当事者の思いを伝えられない空気が漂っているのではないでしょうか。
誰もが自分らしく暮らしていく社会のために、日常生活の中で、性的少数者がいると考えること、見た目で人の性のあり方を決めつけないこと、当事者が傷付くような否定的な言葉は使わないようにすることなどが大切なのではと思います。
(社会同和教育指導員)
※市ホームページにも掲載しています。
毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
毎月11日は「人権を考える日」です。
新型コロナウイルス感染症による偏見や差別をなくしましょう。
問い合わせ:人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係(ほほえみ館内)
【電話】40・7367【FAX】34・4549【メール】jinken@city.saga.lg.jp
〔市報さが 令和3年6月15日号〕