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山田ルイ53世

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===[[:Category:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
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==山田ルイ53世==
ページ名[[山田ルイ53世]]、() <br>
+
'''「神童」から「ひきこもり」へ! お笑い芸人・山田ルイ53世の学校観'''<br>
【山田ルイ53世のお悩み相談】引きこもりだった過去のせいで若く見られるのではと不安です。<br>
+
漫才コンビ「髭男爵」の山田ルイ53世さんは、8歳と1歳8ヵ月の姉妹の父。<br>
<お悩み>凄く若く見られる事が悩みです。<br>
+
「一発屋」を称していますが、近年はその文才が注目され、執筆やコメンテーターの仕事も増えています。<br>
初対面の方には20歳そこそこの大学生に思われていて、年齢を言うと驚かれる(引かれ気味)ので、年齢を言うのが恥ずかしいです。<br>
+
代表作の1つ『ひきこもり漂流記』では、「神童」と言われ有名私立中学に入学したものの、2年生の夏以降6年間ひきこもったご自身の経験を明かし評判を呼びました。<br>
私は見た目が小柄で華奢というのもコンプレックスなのですが、中学、高校と7年間不登校引きこもりをしていた経験もあるので、実年齢に精神面が追いついていないのだと不安になります。<br>
+
決して楽しい学校生活を送ったわけではない山田さんは今、自分の子どもを学校に通わせる立場になって教育や学校についてどう考えているのでしょうか。<br>
周囲からはどうでも良い悩みだとよく言われます。<br>
+
'''子どものうんこが気になる'''<br><br>
どうしたら、この劣等感から抜け出せますか?<br>
+
―ご自身はひきこもりを経験されています。<br>
(ぽろぽろ/女性/31歳、パート主婦。子どもはいません)<br>
+
保護者として、娘さんにとって学校はどんな場所であってほしいですか。<br>
 +
僕がひきこもったのは、中学2年生のときでした。<br>
 +
詳しいことは『ひきこもり漂流記』に書きましたが、私立中学入学後、毎朝5時起きで満員電車に2時間揺られ授業を受けて部活もやり、帰宅後には大量の宿題をこなすというかなりハードな日々を送っていました。<br>
 +
正直しんどかったのですが、成績は上位でサッカー部でもレギュラーを獲得するなど、「優等生の山田君」という周囲の目が気持ちよく苦にならなかった。<br>
 +
そんなある朝、降車駅から学校までの道のりでうんこをもらしてしまったのです。<br>
 +
幸い誰にも見られず学校のグラウンドのトイレに入り、パンツを洗って固く絞ってまたはきました。<br>
 +
2時間目の授業までは何ともありませんでした。<br>
 +
しかし、3時間目の授業中に、クラスがざわつき始めた。<br>
 +
水洗いしたパンツが夏の暑さで乾いて、匂いが復活。コーヒーの「焙煎」と同じです。<br>
 +
4時間目が始まる前、僕は誰にも何も言わずに家に帰りました。<br>
 +
そして夏休み以降、学校にいけなくなったのです。<br>
 +
そのトラウマからか、僕は娘が幼稚園に入ってから小学2年生になる今まで、毎朝「うんこ出た?」と訊き続けてきました。<br>
 +
うちの奥さんもあくまで健康面を把握するためですが「出た?」と尋ねます。<br>
 +
小さい頃は娘も素直に答えていたのですが、最近は「何で毎朝うんこ出たか訊くの?」とイライラしている。<br>
 +
去年の暮れにはついに怒り出して、僕が訊くと大声で「でーたーよー! かたかったーよー!」と。<br>
 +
あれ?ご質問は何でしたっけ?<br>
 +
(記者・カメラマン一同爆笑)<br>
 +
学校は「できるようになる」でなく「好きになる」場であってほしい<br>
 +
元ひきこもり芸人 髭男爵・山田ルイ53世さん<br>
 +
―「保護者として、学校はどんな場所であってほしいか」という質問です(笑)。<br>
 +
ああ、そうでした。父親は「貴族」ですが、娘に特別な教育を施しているわけではありません。<br>
 +
ただ唯一心掛けているのは、「世界は君がしたこと、言ったことには反応するんだよ」と伝えるために、娘の言動には絶対にリアクションするということです。<br>
 +
芸人として、お客さんが無反応という寂しさは身に染みていますから(笑)。<br>
 +
僕は、学校が「できるようになる」というより、「好きになる」場であってほしいです。<br>
 +
そうであれば、娘の成績がよかろうが悪かろうが構いません。<br>
 +
勉強は「できる・できない」という“評価”だけではなくて、「好き・嫌い」ということがより大事だと考えるからです。<br>
 +
僕は子ども時代、格別好きでもないのに「褒められたい」と思うあまり、勉強やスポーツを頑張りました。「パブロフ感」満載。<br>
 +
結局疲れきって、ひきこもりになり「人生が余ったな~……」とむなしくなった。<br>
 +
それは自分を形づくるものが自分の中になく、すべて学校にあったからかなと。<br>
 +
“評価”しかなかった。これは高リスクです。<br>
 +
ですから、教師を志望される読者の皆さんには、子どもの「好き」を引き出してほしいです。<br>
 +
教員養成課程にも「好きをつくる」を入れてほしいくらいです。<br>
 +
娘のことに話を戻せば、奥さんは娘が宿題を放り出そうとすると怒るのですが、僕はそれも不毛だと思っています。<br>
 +
勉強が嫌いになったら意味がありませんから。<br>
 +
'''「ハードル」をくぐって生きる'''<br>
 +
―昨年はコロナ禍による学校の臨時休業もありました。<br>
 +
休業で教師という存在について、改めて考えたことはありますか。<br>
 +
休業中は、僕と奥さんが先生役で、時間割をつくって勉強するという学校コントをしました。<br>
 +
そこで感じたのは、先生の役割がとても多いということです。<br>
 +
勉強を教えるだけなく、健康や心の状態の確認から、食事の指導まであります。<br>
 +
しかも、本当の教室では30人以上の子どもがいるわけです。<br>
 +
さらに専門家でもないのに、かつての僕のような不登校の子どもの対応もあります。<br>
 +
僕が気になるのは、学校も含めた世間一般での「美談の常態化」です。<br>
 +
「川で溺れている子犬を助けるのは当然」になってきている気がする。<br>
 +
例えば教師なら人格がすぐれていて当然という「徳」のハードルがあります。<br>
 +
「金八先生」や「GTO」のお陰で、「熱血で当たり前」というハードルもあります。<br>
 +
僕はテレビのコメンテーターとしても言ったことがありますが、先生は勉強を教える以外に何でもかんでもやろうとしなくていいと思います。<br>
 +
世間は「夢を与える」「内面まで成長させる」ような先生をもてはやしますが、そういうアプローチがしんどい子どももいます。<br>
 +
「平熱先生」がいたっていいはずです。ハードルを越えずにくぐることを教えてもいい。<br>
 +
'''学校は大事だけどすべてではない'''<br>
 +
山田ルイ53世さんが推薦文を寄せた『ひきこもり国語辞典』(時事通信社・刊)<br>
 +
ー「平熱」の先生に子どもたちは付いてきますか?<br>
 +
僕は付いてくると思います。僕が言うのも何ですが、過剰なキャラ付けは必要ない。<br>
 +
そもそも子どもに「刺さる」言葉なんて、そんなに吐けるものではないですよ。<br>
 +
「何にでもなれる!」と言う先生がいましたが、それが現実ではないことは子ども心に知っていました。<br>
 +
僕も若い頃は「マイク一本で天下とる」と意気込んでいましたが、いつの間にかシルクハットかぶる奇妙な漫才師に(笑)。<br>
 +
「自分をあきらめる」という選択をした結果、それなりに食えるようになりました。<br>
 +
同じように大多数の先生も、人格高潔で子どもを魅了する「スーパーティーチャー」にはなれないでしょう。<br>
 +
読者の皆さんが晴れて教員採用試験に合格したとしても、翌日から急に徳が上がるわけでも熱血漢になれるわけでもありませんよね。
 +
世間一般の教師像と自分にギャップがあっても、苦しむ必要はありません。<br>
 +
漫才師にもいろんなスタイルの芸があるように、先生も多様でいいと思います。<br>
 +
学校は大事ですが、すべてではない。行かなくても貴族くらいにはなれます(笑)。<br>
 +
ですから「先生は聖職だ」とハードル上げる必要はないですよ。
 +
'''山田ルイ53世'''<br>
 +
お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。<br>
 +
地元の有名私立学校・六甲学院中学校に進学するも2年生でひきこもりに。<br>
 +
大検を経て愛媛大学法文学部に入学も中退。<br>
 +
上京し芸人となる。著書に『ひきこもり漂流記』(新潮社)、『一発屋芸人列伝』(角川文庫)、『パパが貴族』(双葉社)など。<br>
 +
*『月刊教員養成セミナー 2021年5月号』より<br>
 +
〔2021年4/9(金) 教員養成セミナー〕 <br>
  
山'''田ルイ53世さんの回答'''<br>
 
これはよく分かります。<br>
 
僕は中学2年生から6年間引きこもっていました。<br>
 
あくまで“自分は”ということですが、あの時間は無駄だった、学校に通って友達と遊んだり、勉強や部活に励んだりした方が充実していたのになと後悔しています。
 
同世代の人間と比べて6年分の経験値を貯め損ねたコンプレックスは厄介ですが、とは言え、特に不便もありません。<br>
 
RPGゲームで言えば、開けていない宝箱、話しかけていない村人など取りこぼしはあるけれども、一応ゲーム進行には差し支えない……そんなところです。<br>
 
引きこもっていた期間を、実年齢から引いてみるのはどうでしょう。<br>
 
僕は現在44歳。<br>
 
なので、6つサバを読んで38歳だと思って生活しています。<br>
 
もしぽろぽろさんが、「あの7年は無駄だったな……」、「実年齢に精神年齢が追い付いていないのかな……」と苛まれているのであれば、その年月をわざわざカウントする必要など無い。<br>
 
「私は24歳だ!」<br>
 
と思い込む、そう決めてしまうのです。<br>
 
「自分に嘘は付けない!」などと言う方もいますが、大丈夫……自分のことは結構簡単に騙せます。<br>
 
劣等感にせよ優越感にせよ、ベクトルが違うだけで根っこは同じ。<br>
 
誰かと比べることから生まれる感情です。<br>
 
そして、「人の目ばかり気にして生きる」というのは、「スマホをいじりながら車を運転する」ようなもので非常に危険です。<br>
 
そんなリスキーな行為を器用にこなすには、かなりの才能、能力が必要。<br>
 
しんどい、辛いということは、そういう力が相談者には無いということに他なりません。<br>
 
自分には無理だと諦めて、とっとと我がことだけに集中しましょう。<br>
 
結局、それが一番、人生のコストパフォーマンスが良くなる方法だと思います。<br>
 
山田ルイ53世●お笑いコンビ、髭男爵のツッコミ担当。本名、山田順三。<br>
 
幼い頃から秀才で兵庫県の名門中学に進学するも、引きこもりとなり、大検合格を経て愛媛大学に進学。<br>
 
その後中退し、芸人へ。著書に『ヒキコモリ漂流記』(マガジンハウス)、『一発屋芸人列伝』(新潮社)、近著に『一発屋芸人の不本意な日常』(朝日新聞出版)。<br>
 
〔2019年5/1(水) クロワッサンオンライン〕 <br>
 
  
[[Category:ひきこもり周辺ニュース|やまだるい53せい]]  
+
[[Category:個人ワーカー|やまだるい53せい]]  
[[Category:|やまだるい53せい]]
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[[Category:ひきこもりの経験者|やまだるい53せい]]
 +
[[Category:教員養成セミナー|やまだるい53せい]]

2022年1月3日 (月) 11:42時点における最新版

山田ルイ53世

「神童」から「ひきこもり」へ! お笑い芸人・山田ルイ53世の学校観
漫才コンビ「髭男爵」の山田ルイ53世さんは、8歳と1歳8ヵ月の姉妹の父。
「一発屋」を称していますが、近年はその文才が注目され、執筆やコメンテーターの仕事も増えています。
代表作の1つ『ひきこもり漂流記』では、「神童」と言われ有名私立中学に入学したものの、2年生の夏以降6年間ひきこもったご自身の経験を明かし評判を呼びました。
決して楽しい学校生活を送ったわけではない山田さんは今、自分の子どもを学校に通わせる立場になって教育や学校についてどう考えているのでしょうか。
子どものうんこが気になる

―ご自身はひきこもりを経験されています。
保護者として、娘さんにとって学校はどんな場所であってほしいですか。
僕がひきこもったのは、中学2年生のときでした。
詳しいことは『ひきこもり漂流記』に書きましたが、私立中学入学後、毎朝5時起きで満員電車に2時間揺られ授業を受けて部活もやり、帰宅後には大量の宿題をこなすというかなりハードな日々を送っていました。
正直しんどかったのですが、成績は上位でサッカー部でもレギュラーを獲得するなど、「優等生の山田君」という周囲の目が気持ちよく苦にならなかった。
そんなある朝、降車駅から学校までの道のりでうんこをもらしてしまったのです。
幸い誰にも見られず学校のグラウンドのトイレに入り、パンツを洗って固く絞ってまたはきました。
2時間目の授業までは何ともありませんでした。
しかし、3時間目の授業中に、クラスがざわつき始めた。
水洗いしたパンツが夏の暑さで乾いて、匂いが復活。コーヒーの「焙煎」と同じです。
4時間目が始まる前、僕は誰にも何も言わずに家に帰りました。
そして夏休み以降、学校にいけなくなったのです。
そのトラウマからか、僕は娘が幼稚園に入ってから小学2年生になる今まで、毎朝「うんこ出た?」と訊き続けてきました。
うちの奥さんもあくまで健康面を把握するためですが「出た?」と尋ねます。
小さい頃は娘も素直に答えていたのですが、最近は「何で毎朝うんこ出たか訊くの?」とイライラしている。
去年の暮れにはついに怒り出して、僕が訊くと大声で「でーたーよー! かたかったーよー!」と。
あれ?ご質問は何でしたっけ?
(記者・カメラマン一同爆笑)
学校は「できるようになる」でなく「好きになる」場であってほしい
元ひきこもり芸人 髭男爵・山田ルイ53世さん
―「保護者として、学校はどんな場所であってほしいか」という質問です(笑)。
ああ、そうでした。父親は「貴族」ですが、娘に特別な教育を施しているわけではありません。
ただ唯一心掛けているのは、「世界は君がしたこと、言ったことには反応するんだよ」と伝えるために、娘の言動には絶対にリアクションするということです。
芸人として、お客さんが無反応という寂しさは身に染みていますから(笑)。
僕は、学校が「できるようになる」というより、「好きになる」場であってほしいです。
そうであれば、娘の成績がよかろうが悪かろうが構いません。
勉強は「できる・できない」という“評価”だけではなくて、「好き・嫌い」ということがより大事だと考えるからです。
僕は子ども時代、格別好きでもないのに「褒められたい」と思うあまり、勉強やスポーツを頑張りました。「パブロフ感」満載。
結局疲れきって、ひきこもりになり「人生が余ったな~……」とむなしくなった。
それは自分を形づくるものが自分の中になく、すべて学校にあったからかなと。
“評価”しかなかった。これは高リスクです。
ですから、教師を志望される読者の皆さんには、子どもの「好き」を引き出してほしいです。
教員養成課程にも「好きをつくる」を入れてほしいくらいです。
娘のことに話を戻せば、奥さんは娘が宿題を放り出そうとすると怒るのですが、僕はそれも不毛だと思っています。
勉強が嫌いになったら意味がありませんから。
「ハードル」をくぐって生きる
―昨年はコロナ禍による学校の臨時休業もありました。
休業で教師という存在について、改めて考えたことはありますか。
休業中は、僕と奥さんが先生役で、時間割をつくって勉強するという学校コントをしました。
そこで感じたのは、先生の役割がとても多いということです。
勉強を教えるだけなく、健康や心の状態の確認から、食事の指導まであります。
しかも、本当の教室では30人以上の子どもがいるわけです。
さらに専門家でもないのに、かつての僕のような不登校の子どもの対応もあります。
僕が気になるのは、学校も含めた世間一般での「美談の常態化」です。
「川で溺れている子犬を助けるのは当然」になってきている気がする。
例えば教師なら人格がすぐれていて当然という「徳」のハードルがあります。
「金八先生」や「GTO」のお陰で、「熱血で当たり前」というハードルもあります。
僕はテレビのコメンテーターとしても言ったことがありますが、先生は勉強を教える以外に何でもかんでもやろうとしなくていいと思います。
世間は「夢を与える」「内面まで成長させる」ような先生をもてはやしますが、そういうアプローチがしんどい子どももいます。
「平熱先生」がいたっていいはずです。ハードルを越えずにくぐることを教えてもいい。
学校は大事だけどすべてではない
山田ルイ53世さんが推薦文を寄せた『ひきこもり国語辞典』(時事通信社・刊)
ー「平熱」の先生に子どもたちは付いてきますか?
僕は付いてくると思います。僕が言うのも何ですが、過剰なキャラ付けは必要ない。
そもそも子どもに「刺さる」言葉なんて、そんなに吐けるものではないですよ。
「何にでもなれる!」と言う先生がいましたが、それが現実ではないことは子ども心に知っていました。
僕も若い頃は「マイク一本で天下とる」と意気込んでいましたが、いつの間にかシルクハットかぶる奇妙な漫才師に(笑)。
「自分をあきらめる」という選択をした結果、それなりに食えるようになりました。
同じように大多数の先生も、人格高潔で子どもを魅了する「スーパーティーチャー」にはなれないでしょう。
読者の皆さんが晴れて教員採用試験に合格したとしても、翌日から急に徳が上がるわけでも熱血漢になれるわけでもありませんよね。 世間一般の教師像と自分にギャップがあっても、苦しむ必要はありません。
漫才師にもいろんなスタイルの芸があるように、先生も多様でいいと思います。
学校は大事ですが、すべてではない。行かなくても貴族くらいにはなれます(笑)。
ですから「先生は聖職だ」とハードル上げる必要はないですよ。 山田ルイ53世
お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。
地元の有名私立学校・六甲学院中学校に進学するも2年生でひきこもりに。
大検を経て愛媛大学法文学部に入学も中退。
上京し芸人となる。著書に『ひきこもり漂流記』(新潮社)、『一発屋芸人列伝』(角川文庫)、『パパが貴族』(双葉社)など。
*『月刊教員養成セミナー 2021年5月号』より
〔2021年4/9(金) 教員養成セミナー〕 

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