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ひきこもりUX会議

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林 恭子さん <br>
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横浜市在住。高2で不登校。20代半ばまでひきこもりを経験。信頼できる精神科医や「ひきこもりについて考える会」での多様な人々との出会いを経て、30代半ばで回復に向かう。<br>
 
横浜市在住。高2で不登校。20代半ばまでひきこもりを経験。信頼できる精神科医や「ひきこもりについて考える会」での多様な人々との出会いを経て、30代半ばで回復に向かう。<br>
 
現在は、NPOでアルバイトをしながら「ひきこもりUX会議」「新ひきこもりについて考える会」「ヒッキーネット」のメンバーとして活躍している。<br>
 
現在は、NPOでアルバイトをしながら「ひきこもりUX会議」「新ひきこもりについて考える会」「ヒッキーネット」のメンバーとして活躍している。<br>
石崎 森人さん(聞き手) <br>
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石崎 森人(聞き手) ISHIZAKI Morito<br>
 
石崎 森人(聞き手) ISHIZAKI Morito<br>
 
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2018年2月9日 (金) 17:09時点における版

ひきこもりUX会議

「当事者が語るひきこもりの気持ち:林恭子さん」
林 恭子さん
「社会的ひきこもり」と呼ばれる人が日本に約100万人いるという。
その形態はそれぞれ背景によって異なり千差万別だ。
ひきこもりから脱した2人にその経験を語ってもらい、2回に分けてリポートする。
1回目は「ひきこもりUX会議」などの中心メンバーで自助会運営や啓発のためのイベントを開催している林恭子さん。
2回目は「ヒューマン・スタジオ」を設立し、相談業務や家族会を行っている丸山康彦さん。
執筆は、自らもひきこもり状態を経験し、現在は仕事のかたわら『ひきこもり新聞』の編集部員をつとめている石崎森人氏。
林 恭子 HAYASHI Kyoko
横浜市在住。高2で不登校。20代半ばまでひきこもりを経験。信頼できる精神科医や「ひきこもりについて考える会」での多様な人々との出会いを経て、30代半ばで回復に向かう。
現在は、NPOでアルバイトをしながら「ひきこもりUX会議」「新ひきこもりについて考える会」「ヒッキーネット」のメンバーとして活躍している。
石崎 森人さん(聞き手)
石崎 森人(聞き手) ISHIZAKI Morito
1983年生まれ。幼い時から生きづらさを抱える。
24歳から2年半ほどひきこもる。ひきこもりから脱した経緯や試行錯誤を『不登校新聞』で「ひきこもるキモチ」として連載。
現在は家族が起業した会社で社内情報システム、マーケティングや新卒採用の傍ら、「ひきこもりUX会議」や「ひきこもり新聞」の編集部員などの活動をしている。
高校初日「大学入試まで、あと何百何日」が引き金
――ひきこもったきっかけはさまざまな原因やきっかけの積み重ねだとは思いますが、林さんの場合はどうだったのですか?
林恭子 高校の入学式の日に、校長先生が「大学入試まで、あと何百何日」と言ったんですね。
それを聞いて、楽しいだろうと思っていた高校生活が、受験のためだけの場になってしまっていることに非常にショックを受けました。
締めつけの厳しい管理教育に対してそれまでも感じていた違和感が身体症状に出て、不登校になりました。
その後20代になり、なんとかアルバイトを始めましたが、通勤ラッシュや、寛容さのない同調圧力社会に違和感を持っていました。
それを周りに伝えても伝わらず、自分の方がおかしいとされ、だんだん思っていることを言えなくなり、20代半ば頃に限界が来てひきこもりました。
また、管理的で高圧的な母の言う通りに生きていたので、気がつくと「自分」がなかった。
だから思春期を迎えた頃、どのように生きたいかという方向性が見えず、自分でも分からなくなったというのもあります。
〔2017/12/6(水) nippon.com〕

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