東九条こども食堂
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2016年11月22日 (火) 09:09時点における版
東九条こども食堂
所在地 | 京都府京都市 |
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TEL | 075-671-4922 |
FAX | |
東九条こども食堂:孤食を防ぎたい 大韓基督教会が開設 「地域つながる場に」 毎週木曜、18歳以下無料 /京都
貧困などを背景にした孤食が社会問題化する中、地域の子供たちに温かい食事と居場所を提供しようと、京都市南区東九条地区の在日大韓基督教会京都南部教会は、「東九条こども食堂」を始めた。
毎週木曜の午後5時半から子供(18歳以下)は無料、大人も300円で食べられる。
運営する同教会の許伯基(ほべっき)牧師(46)は「食を通じて孤独を防ぎたい。子供たちだけでなく、地域の人々が緩やかにつながれるコミュニティーの創出を目指していく」と話す。
「こども食堂」は、経済的に困窮している家庭や共働き世帯の子供が1人でご飯を食べる「孤食」をなくそうと、無償か低価格で食事を提供する。
日本の子供の6人に1人が貧困状態にあるとされ、全国で取り組みが広がっている。
東九条地区には在日コリアンが多く暮らしている。
同教会では1970年代から約20年間、在日1世の識字率向上のため「オモニハッキョ(お母さん学校)」を開設するなどの社会奉仕活動をしてきた背景もあり、昨年4月に赴任した許牧師が新たな地域貢献として提案。
地区で福祉活動を行うNPOや団体などと相談し、誰でも集えるこども食堂の開設を決めた。
運営は教会への寄付でまかない、栄養面を考慮しながら週替わりで子供が喜びそうなメニューにする。
15日の発足式に合わせ試食会があり、親子連れなど地域住民約30人が食卓を囲んだ。
小学3年の長女(9)と訪れた団体職員の女性(44)は「貧困家庭でなくとも、母子2人暮らしだと、精神的に余裕がなくなることもある。このような場はありがたい」と語る。
許牧師は「地区には独居で高齢の方も多い。木曜日に食堂に行けば誰かと話せる。そんな空間も目指したい」とも話す。
問い合わせは同教会(075・671・4922)。
〔◆平成28(2016)年9月20日 毎日新聞 京都版〕