大人の引きこもりを考える教室(3)

大人の引きこもりを考える教室(3)

*レクチャーの主旨は「居場所における対人関係」として「センター便り」に載せました。

第3回(7月8日)は、引きこもりからの対人関係づくり。
人とのつながるとき何が生まれるのか、居場所での修行・葛藤、作業・ゲームなどの仲介の役割などを話します。

参加してほしい対象者=
参加者を募集します。最大15名程度です。
引きこもりの親=家庭での親子関係の改善、親としてできることを探す。
引きこもりの意味を肯定的に見る視点がわかる。
当事者(経験者)=自分の体験してきた意味を考える。体験を業績にする。
相談員・支援者になろうという人・カウンセラー=
実際の体験者・家族の体験を聞く、体験の中にある要素を把握していく視点を学ぶ、指導ではなく信頼を得ること。
毎月第2日曜日の午後1時から3時まで。
はじめに松田武己が講義要綱に基づきレクチャー。
その後、質疑を行いますが、できるだけ意見交流の形にします。
3時の終了の後、親の方を対象に個別の相談時間。

質疑と交流=
テーマは違うように見えても相互につながります。
質疑や意見交流ではその日のテーマにとらわれず話しあいます。
訪問(アウトリーチ)、年齢差の大きい人や一般社会人との関係づくり、同世代復帰の重要性、仕事探しの経験、趣味を生かし趣味を収入にすること、
仕事について直面すること、個人差と特異性を生かすこと…など多様です。
家族との関係は切っても切れません。
家族は延々と子どもの引きこもり状態に付き合います。気分転換、一人暮らしの勧め、親同士や支援者との関係を通して子どもの何を見つけるのか
…そういうことを経験や実例を紹介しながら話し、学びます。

場所=不登校情報センター(東京都葛飾区新小岩2-3-11-503、TEL03-3654-0181)。

参加費と申込み=
参加費は1回500円、当事者は無料です。
当事者はなるべく会員になってほしいところですが参加条件ではありません。
参加申込みと問い合わせは、メール(open@futoko.info)、FAX(03-3654-0979)などによりお願いします。