作詩『かくれんぼ』

分かってくれないなら「もう、いいよ!」
大きな音をたてて 扉を閉めた

本当の気持ち いつも言えなくて
家にも 学校にも 街にも 時代にも
居場所がない

私、どうしたらいいの?

何度も 消えてしまいたいと思った
けれど そのたびに
諦めるのは「まだだよ」って
声が聞こえた

変わりたい
暗闇に隠れて ひとり泣きながら
待っているだけだった『かくれんぼ』
周りのせいにしないで
自分のことだから
変えていけるのは 私だけ

ずっと怖くて
顔をおおっていた 両手ひろげれば
あなたが笑う「見いつけた!」

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